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- 2000年(平成12年)
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- 1月号
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- ■理事からひとこと/星野 納
- 11月初旬FLM理事会に出席しました。JHF・FLMの関係改善について、双
- 方の関係者が一堂に会して話し合う予定になっていましたが、JHF委員の都合がつ
- かず星野ひとりの出席となってしまいました。補助動力付PG日本選手権の内容、フ
- ライヤーの登録などについて、FLMとJAAからそれぞれ要望が出されました。
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- 2月号
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- ■インタビュー:99年MPG日本選手権者 萩原光【別紙】
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- 3月・4月号 関連記事なし
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- 5月・6月号
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- ■委員会の動き/補助動力委員会委員長 山崎勇光
- 補助動力委員会では、この2年間、補助動力付パラグライダー・ハングライダーが
- 「空の暴走族」とならないよう、モラルの提唱をフライト手帳、日本選手権等を通じ
- て行なってまいりました。少しずつではありますが、効果が現れてきたように思いま
- す。しかしまだ多くの問題を抱えているのも現実です。来年度もさらに補助動力が安
- 全性を大衆に認知され、健全なスカイスポーツとして、誰もが楽しみ、空を愛する人
- たちの糧となるよう努力してまいります。皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。
- ●1998年・1999年度補助動力委員会活動実績
- 1.日本選手権開催(群馬県/千葉県)
- 2.フライト手帳発行
- 3.MPG問題集発行
- 4.補助動力学科試験実施
- 5.補助動力技能証規定改定
- 6.補助動力委員会開催
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- ■コラム/MPG・PPG協調会議について
- すでにJHF補助動力委貝会のホームページに掲載してありますが、3月1日、新
- 橋の航空会館で、モーターバラグライデイング(MPG)・パワードバラグライディ
- ング(PPG)協調会議を開催。MPG・PPG間に山積する諸問題を話し合うため、
- JHF補助動力委員会とJMLフットランチド部会の関係役員が、ほぼ全員集まりま
- した。今回が実質一回目の会議のため、具体的な成果を報告するには至りませんが、
- 引き続さ二回、三回と会議を魅続していきます。今拘は事前に双方の見解を「比較衷」
- にまとめ会議前に配布しておいたため、「今後はどういう話し合いを重ねていけばい
- いか」という方向性は把握できました。なお、この会議の資料は膨大にあり、本誌面
- には掲載できません。補助動力委員会ホームページをご覧ください。
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- 7月・8月号
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- ■緊急報告/事故にストップ1999年事故傾向報告(安全性委員会)
- 昨年の特筆すべき点は、パラグライダーハーネスの足ベルトの締め忘れによる重大
- 事故です。パラのライズアップ中ゆ着水による重大事故も見過ごしてはなりません。
- 水辺でフライトする際は、必ず浮力体を装備するべきです。
- 次の14件の報告を参考にし、このような事故はあくまで個人事と受け止めず、い
- つ何時自分自身に起こるかわからないことと考えて、皆さんのフライトに役立ててく
- ださい。
- <報告1.~13.中略>
- 報告14.モーターパラグライダー
- 事故発生日時:平成11年12月31日
- 場所:福島県糸島郡にぎの浜
- 経過:砂浜から北向きにテイクオフ、順調に直線飛行を行う。高度を上げ海抜30m
- 付近で海側に左旋回を行った。その際、失速に入りスピンして、水深1.6m
- 程度の海中に落下した。ハーネスをはずすことがてきなかったようだ。10分
- ほどで岸まで救助されたが、呼吸停止、心停止状態であった。
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- ■理事活動報告/星野納
- 現時点で新委員が確定しておらず、私が担当する補助動力委員会は開催されていま
- せん。現在、委員会ホームページの充実に努めています。内容が特殊であるため、他
- 委員会よりアクセス数が少ないのですが、その分ていねいに読んで意見を寄せてくる
- 方が多いようです。6月中旬には、都合の許す限り次回MPG日本選手権会場へ下見
- に行く予定です
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- ■新委員活動開始
- JHF常設委員会の委員任期が3月31日に終了し、4月理事会において立候補者
- から新委員が選任された。 (6月1日、東京海上火災保険(株)会議室)
- ◆補助動力委員会/委員長:山崎勇光
- 副委員長:高橋正造
- 他委員:6月22日選任予定
- ◆活動予定・抱負
- 以下の活動を行い、補助動力を3倍楽しむことを目標として委員会一丸となって頑
- 張ります。
- 1.講習検定会の実施 学科検定/実技検定
- 2.日本選手権の開催
- 3.補助動力ハンググライディング問題集の作成
- 4.FLM(マイクロライト航空連盟フットランチド部会)との協調会議
- 5.ホームページの運用
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- ■理事会ダイジェスト(4月20日理事会)/星野納
- 補助動力付パラグライディング日本選手権規定の改定について審議。補助動力委員
- 会担当、星野から提出された改定案について前もって文書で検討、賛成5、棄権2で、
- 改定案の通り可決。
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- 9月・10月号
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- ■委員会の動き/補助動力委員会委員長 山崎勇光
- 委員会というと堅苦しい場所と思うでしょうが、補助動力委員会はアットホームす
- ぎる委員会です。思うことが素直に発言でき、そして実行に移せ、フライヤーの皆さ
- んに還元できる、そんな委員会でありたいと考えています。
- 以下、本年度富山県の黒部市と入善町で開催する補助動力付パラグライディング日
- 本選手権のPRです。立山連峰と日本アルプスをバックに富山湾をのぞむ広大な風景
- と、アルプスの美味しい伏流水に育まれた扇状地をベースとして、今までにないタス
- クを可能としたエリアです。これほど恵まれたエリアは今までにないというのが実感
- です。テイクオフは全面芝地で、周りには乱流を起こすものは何もありません。3k
- m離れた牧場の斜面は、富山湾から吹く穏やかな風と共に、心地よい斜面上昇風と素
- 晴らしいサーマルをもたらしてくれる事でしよう。
- 日本選手権は10月21日(土)・22日(日)の両日、富山県黒部市の黒部川河
- 川敷芝公園で行います。皆さんの参加と観戦をお待ちしています。
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- ■理事会ダイジェスト(7月27日理事会)/星野納
- 補助動力委員会委員の選任について
- 補助動力委員会は委員が2名しかおらず追加募集をしていた。立候補者2名を新た
- に委員として選任。新委員は鎌村実、村上優子各氏。鎌村氏が提出した立候補表明書
- は、所定の用紙ではなかったが、書類送付のトラブルがあったことと、必要事項が全
- 部記載されていることから、全員一致でこれを正式なものとみなした。
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- ■カレンダー/補助動力付パラグライディング日本選手権告知
- 10月21日・22日 会場:富山県黒部市黒部川河川敷芝公園エリア
- 連絡先:
- (1)JHF補助動力日本選手権事務局/TEL0765-52-1628FAX0765-52-1629
- (2)JHF補助動力委員会事務局/TEL0286-22-9957FAX0286-22-9967
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- 11月・12月号
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- ■委員会の動き/補助動力委員会委員長 山崎勇光
- MPG(モーターパラグライダー)やMHG(モーターハンググライダー)は、動
- 力による特性と滑空機としての飛行性能を兼ね備えており、この両者の特徴を最大限
- に利用することで、限りなく鳥のように飛ぶことのできる可能性を秘めた翼という道
- 具です。この道具を活かすも殺すもパイロットの腕次第、いや心次第ということを忘
- れてはなりません。
- 私たちは翼と補助動力という素晴らしい道具を使い鳥のように大空を自由に飛ぶ力
- を手に入れました。しかし、社会的に本当に認知されたといえるのでしょうか。ほん
- の一部のパイロットの行為で、空の暴走族との嫌なレッテルを張られたのも過去の事
- 実です。今ある自由を本当のものとするには、フライヤー個々が手をつなぎ、お互い
- に学び、学びあう心で空と社会をつなぐ努力をさらに押し進めなくてはなりません。
- 9月の会議は以上をテーマに進めます。10月20・21日はMPG日本選手権が、
- 富山県黒部市河川敷公園で開催されます。フライヤーの皆さんの応援、よろしくお願
- いします。
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- ■県連だより/沖縄はMPG天国
- 県内のモーターパラグライダー(MPG)人口は約25名。一日中安定した海風の
- 吹く沖縄は、MPGにうってつけ。島の周りはほとんどが砂浜なので、その日の風向
- によって風上側に行けば、そこが本日のフライトエリアとなります。毎週末になると
- 5~10機ほどが集まり、編隊(変態ではありません)飛行や、クロカンを楽しんでい
- ます。74歳の阿波連(あはれん)氏を筆頭に、平均年齢50歳と割と年配の方が多
- く、そのパワーはいつも若者たちを圧倒しています。2機以上集まれば、今日はどこ
- まで行こうかと相談が始まります。特にリゾート巡りは楽しいそうです。1ヶ所で飛
- んでいるより騒音問題も起こりにくいため、周辺住民からの苦情もありません。加え
- て、民家上空は飛行しないなどの自主規制での努力もしています。また、夏祭りや、
- 海開き等のイベントにはひっぱりだこ。開会式で宣言文を投下したり、デモ飛行した
- りして活躍しています。ある村の海開きでは、村長自らタンデムに同乗して、村民を
- ビックリさせたことも。毎年7月には名護市でMPGフェスティバルを開催。選手、
- ギャラリー共に楽しめる競技種目で皆さんをお待ちしています。
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