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- 1996年(平成8年)
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- ■■■■■■■■PW委員会とは_新補助動力委員会の旧名称です■■■■■■■■
- 1月号
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- ■「航空スポーツ登録」一部変更
- 航空スポーツ登録に関して、一部追加、訂正がありますので、お知らせします。
- ○補助動力フライヤーは、登録番号の記入をお願いします。
- PWPG・PWHGのフライヤーの方は、申請書の「種目」欄にJHF安全性委員
- 会の登録番号または、PP(パワードパラグライダー)PH(パワードハンググライ
- ダー)の種別を記入してください。
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- 2月号 関連記事なし
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- 3月号
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- ■検定会開催予定
- 種 類:PW(パワード)
- 検定日・時間:3/10(日) 8:30~17:00
- 開催場所:東京都品川区
- 主催・連絡先:第一興商 �03-3280-2507
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- 4月号
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- ■組織委員会の動き(2月末まで)
- ▼PW委員会
- ・補助動力教員資格申請について、今後は年2回(6月11月)に審査し決定する。
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- 5月号
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- ■組織委員会の動き(3月末まで)
- ▼PG部PW部エリア委員会
- ・96年5月PG部HG部エリア一覧を発行する。PW部にも協力を依頼。
- ・PW部のエリアについても共通のエリアアンケートで調査を行う。エリアガイド作
- 成時には、PW部も共通で一覧できる形式にする。
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- 6月号 関連記事なし
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- 【解説】
- HG・PGはもとより、我が国におけるPWHG・PWPGのすべてを統轄してきた
- 日本ハンググライディング技術委員会が、1996年3月末を以て解散した。
- 以降、PWHG・PWPGに関する協議はJHFのPW委員会へ主体が移された。
- JHTC技術委員会は、JHFの事故対策委員会と合併し、JHSC安全性委員会を
- スタートさせた。その設立宣言に相当する内容が以下の掲載記事である。
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- ■特集・JHSC発足 ~ハンググライディングスポーツの安全を担う組織~
- JHFレポートにも議事録が掲載されてきたJHTCは、本来、JHFから独立した
- 組織として事業を行ってきましたが、今年度からJHSCとしてJHFの中の組織と
- なりました。安全面からハンググライディングスポーツを支えるという、大変重要な
- 事業を担当するこの組織のこれまでの歩みと、今後のJHSCについて特集しました。
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- ~安全性委員会発足にあたって~
- 日本ハンググライディング安全性委員会委員長/阿部 郁重
- 【JHTCからJHSCへ】
- ハンググライディングスポーツの将来にわたって広く発展させていくためには、安
- 全性の確保が絶対に必要です。各種のイベントを開き、世界選手権で良い成績をあげ
- るという前向きの努力も大切でしょう。しかし安全性という点で社会から疑問視され
- るようなことがあれば、このスポーツの存続が問われることになりかねません。私た
- ちが社会に向って「安全性に十分気をつけています」と繰り返し唱えても、何か証拠
- がなければ説得力がありません。そこでフライヤーと機材の安全性を確保するために
- の組織と制度の確立と言うことが重要な課題となります。このことはJHFにとって
- も基本的に重要な事業であると言って良いでしょう。このような立場にたって、これ
- までフライヤーについては登録及び技能証制度が、またそのフライヤーに提供される
- 機材については技術上の基準わ型式登録の制度が制定されてきました。後者の機材の
- 安全性確保のための事業を10数年にわたって続けてきたのが日本ハンググライディ
- ング技術委員会(JAPAN HANGGLIDING TECHNICAL CO
- MITTEE -J.H.T.C.)です。技術委員会はこれまでJHFの外の組織
- として活動してきましたが、本年4月1日からJHFの中の「日本ハンググライディ
- ング安全性委員会(JAPAN HANGGLIDING SAFETY COMI
- TTEE -J.H.S.C.)という新しい組織に入ることになりました。
- 【JHTCの足跡】
- この機会に技術委員会の足跡を振り返ってみたいと思います。機材の安全性確保に
- は、このスポーツの全国組織が計画された当初から強い要請がありました。まず75
- 年16日、日本航空協会の指導のもとに初めて安全対策会議が開かれ、その技術部門
- である技術部会が翌年8月24日にスタンタード・ロガロの暫定耐空性基準を制定し
- ました。キールとスパンの長さが同じでノーズ角が90°以下のハンググライダーを
- 当初はスタンタード・ロガロと呼んでいました。
- 安全対策会議は78年1月には日本ハンググライディング委員会(JHC)へと成
- 長し、その製造専門部会となった技術部門は、78年から79年にかけて「ハンググ
- ライダー耐空性基準」を制定し、その中で型式の登録制度を規程しました。これは製
- 造者が耐空性基準に合格していることを申告、専門部会が強度試験報告書、飛行試験
- 報告書などを書類審査してその型式を登録するものです。一方、77年6月19日に
- 制定されたフライヤーの組織、「日本ハンググライダー・フライヤー連盟」は、この
- 制度を受けて、公式協議出場機についてその型式が登録されていることを義務づける
- こととしました。フライヤー連盟は、日本選手権の開催などスポーツ活動の統轄機関
- として活動していましたが、82年5月22日、JHCを吸収して「日本ハンググラ
- イディング連盟(JHF)」となり、この時技術部門は独立して「日本ハンググライ
- ダー技術委員会(JHTC)」となりました。
- その活動についてはご存じの方も多いと思いますが、最も大きなことではパラグラ
- イダーの登場でしょう。86年に入ってこの新しいスポーツが急速に普及してきまし
- たが、技術委員会は、87年4月22日に製造基準と輸入登録規定を制定し、5月1
- 日から実施に入りました。海外では、ドイツのDHVが同5月に最初の耐空性基準を
- 制定、90年にはフランスが中心となりパラグライダーのテスト基準を制定し実施に
- 入っていることは皆様ご存じの通りです。
- ここで各国の最も多い年の死亡事故数を調べてみますと、ハンググライダーでは、
- 74年に米国では40名、日本は79年に7名、パラグライダーでは、89年にスイ
- スとフランスでそれぞれ8名(実数はもっと多いと言われる)ドイツでは10名とさ
- れているのに対して、我が国では93年の6万人を超えるフライヤー数に対して9名
- と一桁で抑えられています。このことは、フライヤーや業界も含めた我が国の総合管
- 理体制の成果として評価できるのではないでしようか。
- 【新しい組織としてスタート】
- 新しい組織は機材だけではなく、このスポーツ全般の安全性を視野に入れた中立的
- な活動をすることになり、さしあたっては、これまで技術委員会の事業項目に入って
- いながら必ずしも十分に手が回りかねていた事故情報等にも対応していくことになり
- ました。すなわち、8名の委員が定例委員会を開いて事業全般に関する事項を決議し、
- 委員会の円滑な運営を図ります。なお実際の活動は、専門委員も含めた技術部が機材
- の安全性基準の制定、型式の登録、試験設備の整備などを行い、安全対策部が事故情
- 報の収集・分析・安全対策の検討などを行います。委員・専門委員全員が力を合わせ
- 目的達成のため事業を進めてまいります。技術委員会の時と同様のご協力をお願いい
- たします。
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- 【日本ハンググライディング安全性委員会(JHSC)名簿】
- -正 委 員- -専 門 委 員-
- 阿部 郁重(委員長) 伊藤 敏雄(技術部)
- 斉藤 紀(副委員長) 関谷 暢人(技術部
- 野口 常夫(技術部長) 田中 栄一(安全対策部)
- 泉 秀樹(安全対策部長) 平野 方史(安全対策部)
- 岡 良樹(技術部次長) 杉本 篤信(安全対策部)
- 下山 進(フライヤー代表)
- 鈴木 康之(会計監査) -事 務 局-
- 小宮 國男(業務監査) 矢ヶ崎弘志
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- 7月号 関連記事なし
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- 8月号 関連記事なし
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- 9月号
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- ■新組織委員会が決まりました。応援してください。
- ●PW委員会
- 補助動力関係全般に関わる業務を行う。PW問題集及び教本の作成、協議規程作成、
- 審査員研修、FAIカテゴリーにPWHG・PGの追加要請など。
- 委員長 山崎 勇光
- 委 員 五十嵐亮弥/中山 孝信/伊東 裕貴/岡田 正幸/高橋 正造
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- 10月号 関連記事なし
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- 11月号 関連記事なし
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- 12月号 関連記事なし
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