ハンググライダー たたんで運べるユニークな翼
ハンググライダーは、アルミ合金やカーボンなどでできたフレームに化学繊維のセールをかぶせた一枚翼の滑空機です。パイロットは、グライダーに接続されたハーネスを身につけ、コントロールバーを操作して体重移動により操縦します。多くのハンググライダーは体重移動に伴う翼変形により左右への旋回を行いますが、現在では、スポイラーを利用して旋回する機体やフラップを装備した機体も登場しています。ハンググライダーは、広げると全幅が10m近くにもなりますが、折り畳むと直径30p程度、長さが5m程度の筒状になり、自動車の屋根に積載して移動します。
セットアップ(組み立て)やブレークダウン(分解)のためには、20〜30分の時間が必要です。
機体重量は、フレームの素材、翼面積や構造にもよりますが、20〜40s程度が一般的です。滑空比は、初級機で6〜7程度、一般的な機体で10前後、固定翼では20前後が多いでしょう。
ハンググライダー


通常はランディング場(着陸場)から300〜400mの標高差のあるテイクオフ場(離陸場)から離陸し滑空します。まっすぐにランディング場に向かうと10分程度の飛行時間となりますが、上昇気流を利用すれば、1〜2時間以上飛行を続けることができます。
上昇気流を知るためのバリオメーター(昇降計)、速度計、高度計などをコントロールバーに取り付けます。

 

パラグライダー 折りたたんで収納できる翼
パラグライダーは、固い骨を持たない翼です。化学繊維の布と紐でできていて、内部に空気を入れると大きな翼に変身します。空気を入れるのは、パイロットが前進する動作によります。熱気球のようにバーナーが要るわけではありません。
飛ばないときは、たたんでザックなどに収納し、持ち運ぶことができます。飛行機は格納庫が必要ですが、パラグライダーは自宅に保管することもできます。これは従来にない画期的なこと。この簡便さもまた大きな魅力のひとつです。
パラグライダー

 

 

コンテンツ
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