アキュリートにとって一番のイベントであるアキュラシー日本選手権であるが、今年は石川県は獅子吼高原で行われた。 午前7時には、全国から今年の日本選手権者を狙うアキュリートが集まり受付が行われたもの、この日の予報では低気圧の関係で風は強くなる予報、開会式もそこそこに急いでテイクオフまで上がるものの、ダミーを含めて数名がフライトした時点で、選手達の意気込みも虚しく、しばしのウェイティングとなってしまった。 その間、選手達は昼時ということもあり、地元の物産を堪能するなど、フライト以外で石川を楽しんだ。 誰もが、翌日が雨という予報と、午前中の強風によって今年の日本選手権の成立(3Rの成立)を諦め始める中で14時から競技が再開された。当初は、直ぐに再びゲートクローズになると思われる中、テイクオフへの風は弱々に弱くなっていった。ランディングの風は時折変速的に変わり、選手達を悩ませたものの、競技が続行不可能になるよなレベルにはならなかった。 結果として、この日のは14時から競技を事実的に始めたにも関わらず、19時までに6Rを成立させるまでのコンディションとなった上に、夏日の天候も相まって、後半はアキュラシーの技術と同様に、日本選手権者獲得を本当に欲する者の気力が勝敗を分けたとも言える。 結果として、現在の暫定的なトップは、昨年度の日本選手権者である横井選手となった。 気温としても、選手権の成立としても熱い1日となったあとは、獅子吼高原エリアが主催して下さったレセプションにより、選手にとっては良いクールダウンとなったことであろう。 By Komatsu.
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