Finsterwalder & Charly製のパラロック3(クイックアウトカラビナ)のすべてのユーザーは、次のフライトの前に機能チェックを行うよう求められています。
これは、誤った操作が原因で、フライト中に意図せずに開いてしまうことが何度かあったためです。トラブルを回避するためには、ユーザーによるチェックが必要です。
このパラロック3は、リリースレバーを約45°動かすことで解除することができる仕組みです。パラグライダーと接続する際には、そのレバーを正しい位置へ動かすことにより、自動的にロックされます。
今回、該当しているトラブルを回避するためには、取り付けた後に、逆方向の力を加えて、正しくロックされているかを確認してください。
この機能チェックはフライト毎に定期的に実施してください。機能チェックに問題がある場合は、パラロック3をメーカーに返却する必要があります。
特に、リリースボタンを押して、毎回、テイクオフの前にリリースレバーが確実に固定されていることを確認してください。
さらに、パラロック3は、追加のブロック機構が作動している状態でしか飛行できません。これはタンデム使用だけでなく、単独使用にも適用されます。さらに、パイロットは飛行中にカラビナのブロックを解除してはなりません。(緊急パラシュート展開後は除く)
安全性委員会
→ DHV Safety Notice Finsterwalder Paralock3
→ Finsterwalder & Charly Safety note Pararock3!
→ Finsterwalder & Charly Instruction Manual Paralock 3