JAPAN HANG&PARAGLIDING FEDERATION
フライヤーサポートデスク・連盟からのお知らせ

大型連休のフライトに関して
 春のこの時期、ビッグフライトが期待できると同時に、大気は不安定な時も多々あります。クロスカントリー飛行の国内記録の更新ニュースと同時に、このような状況での低空での潰れやコンディションの急変が原因と思われる事故報告がJHFに今年も寄せられています。
  これからの時期、自分の技量をよく理解した上で、安全に楽しいフライトを行っていただきたいと思います。そのため、下記の5点を再度確認し実践してください。
  1. 久しぶりのフライトの前には、必ず立ち上げ練習、グランドハンドリングなどでグライダーコントロールの感覚を再確認しましょう。
  2. チェック5タグを常時ハーネスへ装着し、セルフチェック、クロスチェックを確実に実施しましょう。
  3. パラグライダーが潰れた場合、旋回に入らないようにし安全な空域にて回復操作をしましょう。
    (初級機でも同じです、分からなければインストラクターに確認しましょう)
  4. 毎回のレスキューピンの確認に加えて、定期的にレスキューパラシュートが確実にハーネスから引き出せるかを確認しましょう。
  5. 休暇を利用したフライト旅行では、せっかく来たのだから!と、つい無理をする心理が働きがちです。コンディションが自身の技量で対応できるものかを意識し、常に「飛ばない選択肢」を持ってフライトに臨んでください。
 「It is better to be on the ground wishing you were in the air, than to be in the air wishing you were on the ground. (地上にいて空中を飛 んでいたいと願うことの方が、空中にいて地面に降りていたいと願うことよりはずっと良いものです)」という格言の通りです。

JHF安全性委員会    



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