JAPAN HANG&PARAGLIDING FEDERATION
フライヤーサポートデスク・連盟からのお知らせ

レッグベルト閉め忘れによる重大事故発生

 3月10日、静岡県島田市川根町の山中でパラグライダーが墜落し、警察が付近を捜索したところ、大井川河川敷でパイロット (64) が発見されましたが死亡が確認されました。ハーネスのレッグベルト閉め忘れによる脱落で落下したものと思われます。離陸前の装備装着点検、クロスチェックの実施を確実に行ってください。

【JHF安全性委員会からのお願い】

 レッグベルト閉め忘れによる事故は、テイクオフでのセルフチェック、クロスチェックを確実に励行すれば防げる事故です。
 各スクール、エリアの管理者におかれましては、フライヤーが確実にこれらを行うよう、今一度徹底してください。
  実際に、セルフチェックや、クロスチェックで閉め忘れが事前に発見された事例もあり、これらの徹底が事故防止につながることは間違いありません。加えて、JHFパラグライディング教本26ページの写真のようにレッグベルトを締め忘れた場合の体勢の確認を実施すること強く推奨します。
 自身の機材で、レッグベルトを締め忘れると、どのような状況になるか、如何にリカバリーが困難かを事前に体験しておくことで、セルフチェック、クロスチェックの 重要性への理解が深まります。

 以上、ご協力をお願いしいたします。                                     JHF安全性委員会

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