2014年は、JHFフライヤー会員がパラグライディングワールドカップスーパーファイナルで、PWC女子チャンプの座を獲得するというニュースで始まり、6月にはハンググライディング女子世界選手権で日本代表チームが歴代の外国常勝チームをおさえて個人のみならず国別団体でも優勝するという、日本ハンググライディング史上初の快挙が成し遂げられました。
また、パラグライディング目的地直線距離飛行でもブラジルで215.4kmを記録し、日本記録として日本航空協会により認定されました。第4回アジアビーチゲームズのパラグライディングアキュラシー競技では、参戦した日本チームが銅メダルを獲得するなど、皆様が素晴らしい活躍をされた一年でした。
春には、JHFの事業を支える重要な役割を担っていただくJHF教員検定員の研修会を行い、2016年度までの3年間、教員の検定、教員更新講習、事故調査を行う27名の教員検定員を任命しました。
各常設委員会の委員もそれぞれ新しく選任され、ハンググライディング、パラグライディングの振興、普及、安全促進に向けて活動しています。
好評を得て各地域で実施されたハンググライダーブラッシュアップセミナーに続いて、パラグライダー初心者からベテランオールドパイロットまでのためのパラグライダー安全セミナーを2015年3月に全国各地で開催します。
重大事故のきっかけの一つである潰れからの回復操作、潰さない飛び方、適正なグライダーの選択など、基礎技術から最新テクニックまで、事故防止とより一層楽しいフライトのために役立つ盛りだくさんの講習が予定されています。
新年も引き続き、ハンググライディング、パラグライディングの統括団体として、1978年のハンググライディング技能証規定施行以来、現在も許されているフライトの自由を守るためにも、ハンググライディング・パラグライディングにおける安全啓蒙、普及振興、そして一般の人々からの理解に向けての事業にJHFは取り組んで参ります。
皆様のご理解とご協力をお願い致します。
2015年もみなさまのフライトが素晴らしいものになりますよう願っております。