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事故報告(グラフ)
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過去の資料を元に、重大事故について報告いたします。
この集計結果から減少の方向性が考えられます。
初期の段階でのハングの死亡例は、主にフックアウトかランディングの際のオーバーコントロールによる激突がほとんどでした。現在に至っては主にフックアウトか、空中接触による墜落に分類できるかと思われます。
パラの場合、無謀による死亡例が初期の段階を閉め、1992年を境に、回転系における墜落、空中接触、足ベルトの閉め忘れと変化していますが、回転しながらの墜落は大半を占めております。
次に、県別に事故を見てみます。
1988年からの統計を見ると、静岡県が多いことが分かりますが、人口比率から考えて、北海道が多いのが気にかかります。
ここからは、JHSC以外の保険関係資料提供にって報告が可能になりました。
この表から、シーズンがスタートする5月。人の動きが活発な8月に事故が多く発生することが分かります。発生時間で見てみると、
10〜12時までのサーマル等が活発な時間帯に集中し、14〜16時に再びピークを迎えます。
講習会場ではこの時間帯に「ラストの一本」がかかり、無理が発生するのではないかと考えられますが、想像の域を越えません。
発生場所は、主にランディング付近に集中しています。
損傷する部位は、主に足に集約されるますが、脊椎、腰椎が多い点は、他のスポーツに見受けられない点です。そして平均入院日数の多さにも驚かされます。
以上のような結果が出ております。
このような前例を踏まえ、今後の皆さんの飛行に十分役立ててください。

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