JAPAN HANG&PARAGLIDING FEDERATION
フライヤーサポートデスク・連盟からのお知らせ

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第8回JHFハングライダー・パラグライダーフォトコンテスト応募作品の中から、審査員による審査の結果、最優秀作1点、優秀作1点、及び、入賞作品として6点が選ばれました。前回と同様、新型コロナ感染防止対策が全国的に講じられている中、多数のご応募をいただきありがとうございました。最優秀賞作品と優秀賞作品を受賞者によるコメントとともに、JHFレポート235号に掲載していますので是非ご覧ください。

最優秀賞 優秀賞 入選 審査員総評

最優秀賞 「朝霧の大野城」 江端邦昭 (福井県大野市)
朝霧の大野城

 [審査員 山本]  雲海に浮かぶ福井県越前大野城を上空から撮影した作品です。下界は全て雲海に隠れ、顔を出した標高249mの亀山頂上付近に陽が差し、木々の影に光の筋が伸びています。本当に美しく、大きくプリントして飾りたいと思わせる作品です。この時間、この場所にいるためにはある程度この地域の地形や気候を把握している必要があり、さらにこのクオリティの写真を撮るにはある程度の撮影技術や機材が必要となります。撮影者はおそらく雲海の下から離陸し、雲の切れ間を縫って高度を上げたのだと思いますが、雲海を抜けてこの景色が眼前に広がった時は筆舌に尽くしがたい感動があったと思います。その感動が伝わる作品に仕上がっております。文句なしの最優秀賞です。
 [審査員 嘉納]  雲海と光の差し方が見事な作品です。何となく見覚えのあるような…と思って蓋を開けてみたら、なんと昨年も最優秀賞に輝いた江端さんの作品でした。欲を言えばフライヤーではない一般の方にパラグライダーやハングライダーを感じさせてくれるような要素が欲しかったと思いますが、写真として十分完成されており、斜め上から立体的に捉えた雲に浮かぶような越前大野城は圧倒的です。地上で暮らしていたら決して見ることのできない景色ですが、身近な観光スポットを幻想的に表現した作品を見せることによって、「ひょっとしたら挑戦してみたら私でも手の届きそう?」なロマンを感じさせ、フライヤーになるきっかけになるかも知れませんね。今回もおめでとうございます!



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