報道等によりますと、7月14日にフランス、オートサボア地方ラ シャペルダボンダンスにて、タンデムパイロットとパッセンジャーがタンデムパラグライダーから完全に分離して、200−300メートル落下して、死亡する事故がありました。事故の詳細は調査中ですが、FFVL(フランスの連盟)では、すべてのタンデム飛行を行うパイロットに対して、スプレッダーバーの摩耗や経年変化を確認するよう、また利用が5年あるいは500時間
を超えたスプレッダーバーの交換を推奨しています。
JHF安全性委員会もこの事故を受けてタンデムスプレッダーバーの点検を勧告します。お手持ちの機材の消耗、摩耗、縫製部分の
再確認と交換等の必要な措置をお願いします。