審査員 嘉納愛夏
Photographer |
季節感のある写真が増えてきたように感じます。が、春・夏の割合が多く、秋・冬は少ないので、がんばって撮影していただけると嬉しいです!新しいカメラ−360度や Gopro などの登場で表現の幅が増えました。出来上がりが偶発的なことも多いでしょう。ドローンなど時代がどんどん進歩する中、安全に気を付けて撮影していただきたいと思います。今回気になったのはタイトルの付け方です。説明的なタイトルが多い中、加藤文博さんの「Flying cosmos」が際立っていました。コスモスは花と宇宙の意味があり、両方にかけたのかな?と想像でき、写真にマッチしてリリカルでした。タイトルはキャプションではありません。心情や風刺が効いたものにすることによって見る人の心への響き方や奥行きに違いが出てきます。いい写真が撮れた後は、タイトルにもぜひ注力してください。
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審査員 山本直洋
Aerial Photograher
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360度カメラによる作品が増えてきました。パラグライダーと360度撮影は相性が良く、カメラ性能もどんどん良くなってきているのでこれからさらに増えていくことと思います。360度カメラはどこで撮っても全てが写るので、ただなんとなくどこかに付けて飛んで撮っているだけでは同じような動画・写真が量産されてしまいます。飛ぶついでに撮る、というだけではなく、応募用の写真を撮る時にはこういう作品を撮るために飛ぶ、ということも意識してもらえるとさらに良い作品が生まれると思います。また今回は子供達が楽しんでいるようなものや犬や猫などが写っている写真が意外と少なかったので、飛んでいる人以外の被写体が写っているものでクオリティの高い作品があると入賞しやすいと思います。
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小林秀彰
JHF副会長
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JHFフォトコンテストは第1回の2010年から6回目となります。毎回たくさんのご応募をいただき、ありがとうございます。機材の進歩、撮影者の技術の向上が作品に反映され、素晴らし作品ばかりで、パラ、ハングの楽しさ、素晴らしさを伝えるには申し分ありませんでした。審査を担当されたお二人も悩みに悩んでやっと7作品を選ばれました。メールで応募出来ますので、次回も皆さまのご応募お待ちしています。
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