新年を迎えるにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。
2010年は、初夏に第2回PGアジア選手権大会を開催することができ、国際的なハングパラコミュニティにおける交流も深まるとともに参加各国から質にも結果にも
大いに満足してもらえたと、関係者の皆様には感謝しています。また、三法特別委員会を組織して3年がかりで取り組んできている「公益法人認定申請」が、内閣府への
電子申請の提出を終え、事業年度の区切りである4月1日付けで移行登記できる目処が立ちました。JHFは、大きな仕事を成し遂げた年であったと思います。これらを
達成させた多くの方々に心から御礼申し上げます。
一方、JHFの財務は健全化し、新しい年を迎えてさらに大きな仕事に取り組み、ハンググライダー・パラグライダー愛好者の活性化を図るべき局面にあります。振り
返ればJHFの有効フライヤー登録者数は、この冬でついに1万人を割り込んでいます。入門者を迎え人口増につなげられるのは、教習の現場を担う事業者各位であり、
初心者を呼び込むには機材等の低廉化や安全性向上も求められ、JHFとして何ができるのかを関係の皆様と考える必要があります。フライヤー会員からの会費を絶対に
無駄にすることなく、如何に効果的に普及振興につなげていくかに、知恵を絞っていきます。
2011年には、新しく立ち上げた「ハングパラ振興委員会」が活動を開始します。スクールや輸入機販売業界との連携もそのミッションとしており、JHFとして一
般の人にハンググライダーやパラグライダーを見て知ってもらうためのポジティブな告知活動も検討する予定です。愛好者増を目指すために、何処にどのように予算を配
分していくのが効率よいか、必要な新事業についても、ぜひ皆様のご指導をお願いいたします。
全国のフライヤーの皆様と共に、2011年を飛躍の年とできますように、どうぞお力添えのほどよろしくお願い申し上げます。
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