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JAPAN HANG&PARAGLIDING FEDERATION
フライヤーサポートデスク・連盟からのお知らせ

2009CIVL総会レポート

 以下はFAI/CIVLの日本代表岡芳樹氏による2009CIVL総会レポートです。

日程: 2009年2月21、22日

場所: Hall in Tyrol、オーストリア

参加国: オーストラリア、オーストリア、カナダ(ノルウエーに委任)、チャイニーズ台北、クロアチア、デンマーク、フィンランド、マケドニア、フランス、ドイツ、ギリシャ、ガテマラ、アイスランド、イタリア、日本、メキシコ(スペインに委任)、オランダ、ニュージーランド(オーストラリアに委任)、ノルウエー、ポルトガル、ルーマニア、サンマリノ(イタリアに委任)、セルビア、スペイン、スエーデン(デンマークに委任)、スイス、トルコ、イギリス、アメリカ合衆国。
30票

決定事項: 特に関心のあるもの

 1)ヨーロッパ以外の大陸選手権は世界選手権と同じ年に開催することも可能とする(全種目)。

 2)FAIスポーティングライセンスのデーターベースが稼動し始めた。現在45カ国がインプット済み。

 3)FAIはWADAのアンチドーピングルールに100%従う。FAIがルールを遵守している機関であるかの判断はこの5月に行われる。これにより、有力選手は、大会中ではなく、日常的にドーピング検査をされるか可能性がでてくる。

 4)チームスコアに関して:各国チームの各タスクにおけるベスト2選手の合計とする(PG)。各国チームの各タスクにおけるベスト3選手の合計とする(HG)。PGアキュラシーは変更なし(各国チームの各ラウンドにおけるチームサイズの半分(割り切れない場合は切り上げて整数とする)に相当するベスト選手の合計)。

 5)現ディフェンディングチャンピオン(女子も含め)が国の選抜メンバーとならなかった場合は、チームメンバーとしては扱わないが、ワイルドカードとして選手権に参加することが出来る(PG)。

 6)選手権において、全てのグライダーのスプログセッティングを測定し、許容限度を越えて、ピッチ安定を下げている場合は、セッティングを限度以内に戻させることとし、それに違反した場合はペナルティを課す(HG)。今年のフランスでの世界選手権で実施される。

 7)CIVLでハーネス、ヘルメット、グライダーの安全基準としての大枠を決める作業部会を設置する(PG)。

 8)ライトハーネスタッチ(LHT)に関する文言をS7C(カテ2ルールの章)から削除。ただし、カテ2大会のローカルルールでLHTを認めることは妨げない。

 9)大陸記録に関しては、前向きに進めてゆく(現在のところ、FAIが承認しているのは世界記録のみ)。各国は、4月1日までに、FAIに現在の国内記録で、その国の存在する大陸で達成された記録を連絡すること。その大陸での現時点でのベスト記録が、今後承認される記録の規準となる。種目は世界記録と同じ。

10)2011年の選手権:
 @)HGクラス1世界選手権:Monte Cucco、イタリア。
 A)PG世界選手権:Piedrahita、スペイン。2011年7月2〜16日
 B)PGアキュラシー世界選手権:Kuncice pod Ondrejnikem、チェコ。2011年7月24〜30日

                                以上



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