3月15日、東京都巣鴨のJHF事務局会議室において理事会を開きました。
審議し決定したこと、続けて検討していくことなどをお知らせします。

□審議事項：2007年度予算成立までの収入支出について
　定款変更後の2006年度より、JHFの通常総会は年一回になりました。
4月1日から2007年度ですが、6月14日の通常総会で、正会員によって
予算案が承認されるまで、2007年度予算は決まっていない状態になり
ます。そこで、2007年度予算成立までの間は、2006年度予算に準じて
収入支出することを決定しました。

□審議事項：2007年度通常総会日程の変更について
　2007年6月13日（水）に通常総会を行う予定でしたが、会場の都合
で、6月14日（木）に変更することを決定しました。東京都品川区大崎
の東京都南部労政会館会議室で13:00から17:00まで、2007年度通常総
会を行います。
　この通常総会では、現役員の任期満了に伴うJHF役員選挙も、合わせ
て行います。また、午前中には正会員（都道府県連盟）情報交換会を、
総会終了後には懇親会を予定しています。

□審議事項：JHF技能証デザインの改定について
　これまでJHFの技能証は、練習生、パイロット、インストラクターの
3種類がありましたが、JHFロゴマークが新しくなったのを機に、デザ
インを統一することを決定しました。1種類にすることで、素材および
印刷コストも抑えられます。（新技能証の画像を添付）

□審議事項：補助動力技能証規程の改定について（委員会に諮問）
　JHFの技能証規程にはトーイングによる飛行が明記されていませんが、
本来補助動力技能証のコンセプトにはトーイング技能も含まれています。
このため同技能証でトーイング技能の位置付けを明確にするため、教員・
スクール事業委員会に諮問することを決定しました。
　2007年パラグライディングアキュラシー世界選手権では、出場資格
としてトーイング技能証取得が求められ、出場選手に対して特別講習を
行い修了証を発行しました。また、ハンググライディングではトーイン
グによる世界選手権が続いており、選手は海外で自主トレーニングを行
い競技に臨んでいます。

□審議事項：教員技能証申請資格の特例について
　埼玉県ハング・パラグライディング連盟（下山進理事長）から、同連
盟所属の福岡聖子氏の教員検定受検について審議依頼がありました。
　JHF教員技能証検定は、助教員技能証取得後1年以上経過し、かつ30
日以上の教習活動を行った人が受検できます。福岡氏はパラグライディ
ング助教員技能証取得から1年経っていませんが、4月からフランスのア
ヌシーに移住しインストラクターとして活動を開始する予定であり、十
分な実力を持っていることから、特例として、1年経過以前に教員検定の
受検を認めることを決定しました。
　福岡氏は、2006年エアロバティック世界選手権（パラグライディング）
に日本代表として出場。ENヨーロッパ統一安全規格テストパイロットで
あり、JHFマヌーバトレーニングではアドバイザーとして参画。今後の
さらなる活躍が期待されます。

□審議事項：パラグライダー教本今後の取り組みについて
　パラグライダー教本改訂版制作を委託したアウトフィールド社ならび
に西ケ谷一志氏から、制作に関する取りまとめを、松田保子理事が引継ぐ
ことに決定しました。
　現在、教員・スクール事業委員会が中心となって改訂について検討を
重ねており、改訂へのご意見・ご要望を募っています。
JHF事務局までメール、FAX、郵便でお送りくださるようお願いします。

◇JHF役員選挙の予定について
　JHF役員の任期満了に伴い、6月通常総会で新役員の選任選挙を行いま
す。選挙管理委員会は、以下のスケジュールで選挙を進行することを決
定しました。詳細はJHFウェブサイトをご覧ください。
　選挙公示日：2007年4月4日（水）
　立候補締切日：2007年5月11日（金）
　立候補公示日：2007年5月23日（水）
　投票日：2007年6月14日（木）

◇フライヤー会費の口座振替について
　4月より、フライヤー会員登録の会費納入が『口座振替』でできるよう
になりました。うっかり更新を忘れて無保険で飛んでしまった、事務局
から届いた更新用紙をなくしてしまった、いちいち郵便局やコンビニに
払いに行くのはたいへん……そんな方々も、そうではない方も、この機に
口座振替のご利用をお考えください。
　手続きは簡単。更新のご案内と一緒にお送りする預金口座振替依頼書に
必要事項をご記入・捺印のうえ、手続きに必要な期限内にJHFにご返送い
ただくだけです。