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JAPAN HANG&PARAGLIDING FEDERATION
フライヤーサポートデスク・連盟からのお知らせ

「さようなら」の語源  JHF会長 下村孝一

 私たちの祖先は、古くは鎌倉時代以前から、物事を多数決ではなく合議制で決めてきた。全員合意だから夜遅くまで何日も何日も続く。
「今回は泣いてくれ、 次回は俺が泣くから」、「今回はしゃないな。さようならば合意いたそう」となる。 このさようならが寄り合い終了を表すことばになった。接続詞が別 れの挨拶語となる世界に一つのユニークな形、和を尊ぶ私たちの文化である。
 ところで、JPAとJHFと二つの団体の存在は、結果としてフライヤーに幸せをもたらしたであろうか。フライヤー激減が答えである。大きな責任がJHFにもある。
 イラクやアフガンと同じように、パラを愛する私たちも、妥協をしない民主主義の悲劇を見るのだろうか。このままでは愛好者が5千人を割る日も遠くないだ ろう。
「さようならば……」の一言を私は発したい。仲間たちに「さようなら」と言われるまえに。

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