5月21日(土)、神奈川県丹沢のフライトエリアで、パラグライダーの死亡事故が発生しました。詳細はまだわかりません。
フライヤーの皆さん、二度とこのような事故を起こさないよう、いつもよりさらに念入りに安全確認をし、無理のない飛行をしましょう。
JHFから緊急警告!事故を繰返すな!!!
若葉が目に嬉しい季節。多くのフライヤーが動き始めていますが、春から初夏の 風は不安定です。冬季エリアクローズのため久し振りに飛ぶ人もたくさんいます。
事故を繰返さず、楽しく飛び続けるために、最大限の努力をお願いします。特に以下をお忘れなく!
ビギナーもベテランも「自分の安全はしっかり守ろう!」
楽しく安全に飛び続けるために
●春〜初夏の不安定な風に用心する。
春〜初夏は気流が不安定になりがち。飛び慣れているエリアでも油断してはいけない。気象情報を確認するのはもちろん、飛行中に突然風が変わっても慌てず冷
静に対処できる力をつける。自分の技能を過大評価しないことも大切。
●久し振りの飛行は練習場から。
前のフライトから何ヶ月も間があいたら、まず練習場で勘を取り戻してから高高度エリアに。人間は生まれつき翼を持つ鳥ではない。間があけば飛行感覚は鈍る。
●緊急用パラシュートをリパック。
いざという時に確実に開傘できるよう、緊急用パラシュートを定期的にリパック すること。長くリパックしていないパラシュートは開傘に時間がかかる。また、
リパック方法を間違えないよう注意。リパック前に地上で投下練習をすることも 大切。JHF教員更新講習会でのパラシュート投下シミュレーションでは、数件の
リパックミス(開傘不可能)が発見され、女性がコンテナからパラシュートを引き出せなかった(力が弱くコンテナの圧着テープがはがれなかった)こともある。
緊急用パラシュートを装着しているだけで安心してはならない。