| 前のページに戻る| 種子島フライトエリアについて(通知) |
フライヤー会員各位 |
社団法人 日本ハンググライディング連盟
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鹿児島県種子島にある「種子島ロングビーチ」フライトエリアで飛行される方は、下記事項について留意してください。 今年度より標記フライトエリアの近くである増田宇宙通信所に、衛星レーザ測距設備(レーザを使用した人工衛星の軌道、距離計測装置)が整備されました。 このレーザに照射されると、身体(特に眼球)の一部に損傷が発生する可能性がありますので、標記フライトエリアで飛行される方は事前にエリア管理者ならびに、独立行政法人宇宙航空研究開発機構に連絡してください。 エリア管理者 種子島スカイスポーツ 電話:09972-3-2723 宇宙航空研究開発機構 宇宙基幹システム本部 統合追跡ネットワーク技術部 沢辺、内村、中村 電話:029-868-2610 衛星レーザ測距設備の概要(別紙資料参照) 衛星レーザ測距設備は増田宇宙通信所を中心に、仰角20度以上の上空にある衛星に対して、レーザ光(ビーム幅:0.057deg)を人工衛星の位 置に従って任意な方向に向け、24時間365日通じて放射しています。 このレーザはグリーン色しておりますが、日中では光跡を目視することはほとんどできません。また、距離と高度の関係は、半径2.7Km地点で高さ1,000m以上の空域にわたっています。 尚、航空機に対する安全管理対策は、航空機監視レーダと広視野監視カメラを併設し、万一、航空機を検出した場合はレーザの送出を停止することとしています。 |
ご説明資料(pdf12kb) |
衛星レーザ測距(SLR)とは? |
衛星レーザ測距は,地球上の点と衛星の間の距離を計測するもっとも優れた技術です。 極めて短い時間(100億分の3秒)だけ光るレーザ光(緑色)を地上局の望遠鏡から発射すると、衛星の逆反射鏡により逆方向に反射され、地上局へ戻ってきます。 この往復時間を計測することは、往復の距離を計測することになります。 SLR では、光信号が行き来する絶対時間を測るため、地上局と衛星との 位置関係を精密に知ることができます。 現在では、数十ピコ秒の精度でこの往復時間を測ることができます。 これは,長さにすると1cm以下に相当します。つまり、数千〜数万kmの 距離を1cm以下の誤差で測る「ものさし」なのです。 |
フランス Grasse局 |
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