●平成11年度 第1回委員会議事録
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期  日:平成11年4月8日(木) 13:00〜17:00
場  所:港区立生涯学習センター
出席委員:山崎・高橋・宮野・鎌村
出席理事:星野・関谷
欠席委員:伊東・中山
特別参加:萩原(千葉県連)・佐古(千葉県連)
記  録:鎌村
 
(1)スカイレジャー航空無線について 【報告】
 本年度よりJHF全体としてのタスクを結成し、推進活動を実施する。そのために
現在特殊無線技士の資格保持者は速やかにJHF事務局に連絡をする。現在無資格者
はいち早く有資格者になるよう国家試験受験を行う。
(2)本年度活動方針<案>について 【協議】
 1.他団体との関係修正及びコミュニケーションの推進。
   星野理事より<緊急協議>の提案 ヲ抜粋後記
 2.ハング用補助動力学科試験問題の作成
(3)本年度日本選手権開催<案>について 【協議】
 本年度の開催について千葉県より立候補有り。 ※前年度委員会において承認済。
●開催予定日:1999年11月20〜21日(予備日22日)
●開催予定地:千葉県富津市
●立候補理由:千葉県空域では動力に関する問題が多く、その理由としてJHF及び
       FLMのどちらの団体にも所属せずフライトする方々が多い。JHF
       及びFLMのどちらにも所属していない方々にも広く呼びかけ、大会
       に参加いただくことにより、スカイスポーツ愛好家のモラルとスキル
       アップを図りたい。 ※参加資格問題は理事会の承認が必要。
[緊急協議]マイクロライトフットランチド部会との関係修正
MPGには2つの日本選手権があり、MPGフライヤーはかなり疑心暗鬼になって
 いる。この問題は2つの連盟にとってマイナス要因以外に何の利益もなく、フライ
 ヤーのためを考えた処置とは言えない。
一部のフライヤーはフライヤー登録・スカイメンバーシップ登録の二重払いをさせ
 られていると主張し我々が正当と考えている説明は通らない。
技能証・技量認定証(FLM)の性格が違いすぎて、やっていることはほとんど同
 じであるにもかかわらず、将来にわたり上記の2問題の解決の妨げになっている。
フライトモラルの提唱はJHF・FLMの連名で発布しなければ実質的な効果がな
 い。公共の場でのフライト活動は、FLM側がJHFの立場を理解して譲歩しても
 らう必要がある。
FLM側は「JAA・JHF・JML但馬合意」に問題があると考えている。この
 ままJHF側のみ合意に沿った活動を行なっても意味をもたない。合意の見直しを
 手がけるのであれば、再度、実務者レベルのすり合わせから始める必要がある。
 
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以上

 

●平成11年度 第2回委員会議事録
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期  日:平成11年5月12日(水) 13:00〜17:00
場  所:港区立生涯学習センター
出席委員:山崎・高橋・鎌村
出席理事:星野
欠席委員:伊東(委任状)・中山・宮野(委任状)
記  録:鎌村
 
(1)本年度事業計画について 【審議】可決
 本年度の事業計画は以下の通りとする。
1.ハング用補助動力学科問題集・試験問題・解答の原稿作成。 担当:山崎・大川
2.他団体との関係修正及びコミュニケーションの推進。 担当:山崎・星野・関谷
3.第三回補助動力付パラグライディング日本選手権の開催。 担当:高橋・宮野・
  伊東・中山
4.インターネット・ホームページの作成。 担当:星野・鎌村
5.フライト手帳の改版準備。 担当:星野・鎌村
(2)本年度日本選手権について 【審議】可決
 現状の日本選手権開催予算30万円では開催が不可能であり、千葉県連の負担を少
 しでも軽減するため、委員会会議費よりできるだけ(20万円程度)充当できるよ
 うに努力する。
(3)その他【協議】
1.JHSC安全性委員会において、グライダーと動力ユニットのマッチングについ
  て再検討を依頼する。
2.前渡邊会長の名誉会長就任を理事会に提案する。
 
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以上

 

●平成11年度 第3回紙上委員会決議報告
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期  日:平成11年7月27日(火)〜平成11年7月30日(金)
決議方法:文書委員会
出席委員:山崎・高橋・宮野・伊東・中山・鎌村
出席理事:星野
記  録:星野
 
(1)日本マイクロライト航空連盟主催第3回フットランチド
マイクロライト日本選手権におけるJHFの後援 【審議】
●審議内容
 FLMとの関係改善の一環としてJHF・JMLの双方が主催するMPG日本選手
権を相互で後援する提案に対して、まずJHF千葉大会をFLM側が後援することが
確実になったため、その一ヶ月後に開催される表記の大会についてJHFが後援する
ことを理事会に上申する。
決議/賛成5・棄権1で可決
(2)補助動力練習生A・B技能証の廃止 【審議】
●審議内容(提案理由)
 補助動力証はXC証同様本来P証の付帯技能証であるにも関わらず、現在MPGに
は練習生技能証が存在している。このため補助動力証を取得するための課程は、山飛
びで入門した場合は5段階であるにもかかわらず、モーターで始めると6段階になっ
てしまう矛盾を抱えている。補助動力NP証を残すことにより、FLMの技能証のク
ラス1を補助動力証に相当させ、クラス2を補助動力NP証に相当させた方がフライ
ヤーにとってすっきりした形と言える。
決議/賛成2・反対2・棄権2で否決 ※今後の継続協議とする
(3)FLMとの関係改善及び活動の統一化に関する今後の課題  【協議】
1.JHF・FLMのフライヤー登録証の相互承認
 JHFの登録証がFLMのエリアで通用し、FLM系の大会等に参加できる。また、
FLMの登録証がJHFのエリアで通用し、JHF系の大会に参加できるよう相互に
承認する。ただし相当する技能がなければフライトできないのは当然のこと。
2.MHG・MPGフライト手帳の共同発行
 全国のユニットフライヤーに対してフライトモラルを提唱するための「手帳」の制
作は今後も必要と考えられる。ただしその制作と配付については、JHF及びFLM
の垣根を外し、全国のフライヤーに対して共通のフライトモラルとルールを共有でき
るよう働き掛けなければならない。
3.MHG・MPG学科試験問題の統一化
 ユニットの運用の違いと言ってもそれは競技内容のことであって、日頃のフライト
活動は全く同じである。従ってトライクを除く、全ての運用知識・規則は共通にすべ
きである。「手帳」同様、双方より資金と人材を出し合って制作することになる。
(4)JHF補助動力フライト活動改善に関する今後の課題 【協議】
1.JHF補助動力日本選手権規定(開催規定)の見直し
 補助動力日本選手権規定は、既存のPG・HANG規定を下敷きに制定されたが、
その後FLMの日本選手権が併催されている状況において、差別化を考える上で見直
しが必要と考えられる。MPGについては、県代表という参加選手の条件も実情にそ
ぐわなくなってきている。
2.フライトステッカーの貼付促進
 MHG・MPGおけるJHFフライトステッカー(識別標)の取り扱いはFLMと
の関係改善の進展に関わらず継続すべきと思われる。貼付義務の徹底が薄れており、
新たな広報を通してアナウンスする必要がある。
3.全国のフライトエリア調査
 MHG・PPGに関わらずフライト活動は特定のエリアで行われることが理想で、
エリアとして確定いていない一般の公共地で、単独もしくは少人数による突発的なフ
ライトは自粛する方向で考えていきたい。そのためには全国各地で既に活動が確立し
ているフライトエリアの情報を集め、ホームページ等で公開していきたい。
 
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以上

 

●平成11年度 第4回委員会議事録
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期  日:平成11年9月16日(木) 13:00〜17:00
場  所:港区立生涯学習センター
出席委員:山崎・高橋・伊東
出席理事:星野
欠席委員:鎌村(委任状)・宮野(委任状)・中山
特別参加:萩原(千葉県連)・佐古(千葉県連)
記  録:星野
 
(1)補助動力証関連:練習生技能証の廃止・存続問題 【再審議】否決
(2)委員長会議申請について来年度事業計画と予算申請 【審議】可決
●第4回日本選手権の開催【申請予算75万円】
 ※開催希望申請/富山県 9/16現在
●MPG手帳の発刊配布【申請予算75万円】
 ※発行予定日/平成13年1月1日
●MHG学科問題集の発刊【申請予算30万円】
●MPG・MHGフライトアンケートの実施【申請予算8万円】
●MPGホームページの継続運用【申請予算0円】
●マイクロライトFLM部会との協調活動【申請予算0円】
●委員会の開催【申請予算/年6回分】
(3)千葉県日選関連 【確認協議】
 タスク・選手宿泊・安全対策についての最終確認。
(4)MPG日本選手権規定の見直し【協議】
 本年12月までに叩き台を元に詳細を検討し、紙上委員会を含め年内までに決定し
理事会へ上申する。
 
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以上

 

●平成11年度 第5回委員会議事録
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期  日:平成12年3月1日(水) 13:00〜15:00
場  所:新橋JAA航空会館705会議室
出席委員:山崎・高橋・宮野・鎌村・中山
出席理事:星野・関谷
欠席委員:伊東(委任状)
特別参加:鈴木(東京都連)・大川(群馬県連)
記  録:星野
 
(1)JHF規程集第2章・技能証規程の承認 【審議】可決
 技能証規程の整理が約2年間に亘り制度委員会で編集された。規程内に記載された
補助動力技能証規程部分は、補助動力委員会の要望によりほとんど現行のままである。
存続廃止が2度に亘り審議された補助動力練習生技能証はいつでも整理できるように
別扱いで記載され、たいへん分かり易くなっている。新規追加部分は2つ以上の技能
証を合わせ持つ場合の効力で、記載内容に間違いはない。したがって補助動力委員会
は、改定技能証規程を支持する。ただし、移行優遇処置の取り扱い並びに文章全体に
おける誤字等は、時間の関係で本日読み合わせを行わず、担当理事星野・関谷両氏に
一任する。その結果は3月JHF理事会開催前に委員へ書面で知らせること。
(2)日本選手権規定の改定 【審議】部分可決・継続協議
 提出された改定案を、本日すべて審議することは物理的に不可能である。特に競技
内容の規定はさらに練り上げるべき点が多々有り、本日の審議において、競技内容を
除いた改定部分を一部訂正して、下記の3つを承認し、理事会へ上申する。
1.目的
2.選手権開催に関する規定
3.参加資格に関する規定
(3)MHG学科問題集制作スケジュール 【審議】保留
 ハング学科問題集についての制作スケジュールは、引き続き山崎委員長に一任する。
モーターハングの学科問題はFLM側にも無く、資料提供等の要望は望めない。検定
問題作成執筆者もダブっている現状から、新たな考えとして、MHG・PHGは共通
学科問題とすることを、FLMと相談することとする。
(4)FLMとの協調会議のための打ち合わせ 【協議】
 時間切れで協議を中断。
 
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以上

 

●平成12年度 第1回委員会議事録
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期  日:平成12年9月27日(水) 13:00〜17:00
場  所:文京区春日JHF会議室
出席委員:山崎・高橋・宮野
出席理事:星野
記  録:高橋
 
(1)補助動力練習生A・B技能証の廃止 [緊急協議]
 現在、理事会で協議されている練習生技能証A・Bの廃止について、既に補助動力
委員会では次の結論に到達している。
 平成11年7月/練習生A・B技能証の廃止に関する審議【否決】
 平成11年9月/練習生A・B技能証の廃止に関する再審議【否決】
        付帯:任期中は再度同議題を委員会の協議としない。
 ただし、発行数がほとんどゼロという状態がつづくようであれば、理事会の決定に
従うことはやぶさかではない。ただし、現在のスクールにおいて補助動力練習生の教
習がほとんど行われていないのか、調べる必要がある。
◆理事会協議内容格子
 本来、補助動力証はXC証同様P証の付帯証であり、そのための練習課程(技能証)
が存在すること自体が不自然な形になっているため、現行の技能証から補助動力練習
生A・B技能証を廃止し、XC証同様P証の付帯証としての本来の形に戻す。
 補助動力を使用してハンググライディングスポーツへ入門する者のために、補助動
力ノービスパイロット証は存続させる。したがって補助動力練習生A・Bの教習課程
は補助動力ノービスパイロット課程に吸収統合する。
 審議可決後のスケジュールについては、審議可決日を以て補助動力練習生A・B技
能証の発行を停止する。現行「補助動力練習生技能証規程」を「補助動力ノービスパ
イロット証規程」として整理統合する。
(2)第4回日本選手権開催要綱のまとめ 【確認協議】
 
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以上

 

●平成12年度 第2回委員会議事録
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期  日:平成12年9月20日(金) 18:00〜22:00
場  所:黒部市日本選手権役員宿舎
出席委員:山崎・高橋・鎌村・村上・宮野
出席理事:星野・関谷
記  録:星野
 
(1)FLM・PPGクラス1既得者に対しJHF教員の推薦により補助動力
   ノービスパイロット技能証の申請資格を与える。 【協議】
◆理事会での協議理由(現在保留中)
 現在FLMは、JHF補助動力ノービスパイロットに対して、FLM・PPGクラ
ス1技量認定証の申請資格を与えている。JHFは「JHF・FLMの協調活動」の
一環として、FLM・PPGクラス1既得者に補助動力ノービスパイロット証の申請
資格を与えたいと考える。申請には補助動力証を保有するJHF教員の推薦(及びフ
ライヤー登録)を条件とする。
●JHF・FLM双方に対するメリット
 JHFにとってハングフライヤーの拡大につながる。FLMフライヤーにとっては、
ハンググライディングを始めるにあたって、不要な基礎課程をスキップすることがで
きる。
(2)MPG日本選手権の今後の開催について 【協議】
 JHF主催でありながら、JHFは大会開催予算を十分に組んでいない。これは、
ハングやパラより規模が小さいということが理由の全てである。しかしこれは間違っ
ている。日本選手権を主催する限りは、きちんと開催できる最低予算を組むべきであ
る。最初からHG・PG・MPGの予算比例配分の中に日本選手権予算を見ているが、
それでは社会に対して胸を張って「主催している」とは言えないのではないだろうか。
 なぜ補助動力委員会だけが「JHF主催」の名を持つ大会を役員個人の負担と出費
に依る理不尽な予算で、請け負わなければならないのか理解に苦しむ。今回を含め、
今後MPG日本選手権の開催を希望する県連には、さらにかなりの出費を覚悟しても
らわなければならない。それでもJHF主催と言えるのだろうか。
(3)MPG・PPG日本選手権一本化について 【協議】
 委員会活動が出遅れている現時点では、開催時期・方法とも協議できる状態にない。
一本化することが普及発展とフライヤーのメリットに繋がるという理由が希薄だ。
 この会議では正式協議としてではなく、また委員会役員としてではなく、全員が現
在の個人的見解(非公開)を述べるに留め、今後の推移を見守る。
 
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以上

 

●平成12年度 第3回委員会議事録
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期  日:平成12年12月10日(日) 17:30〜22:30
場  所:JHF補助動力委員会事務局・ビーイン宇都宮
出席委員:山崎・高橋・村上・鎌村(委任状)
専門委員:宮野(意見書提出)
出席理事:星野・関谷
記  録:星野
 
(1)MPG・PPG日本選手権一本化について 【審議】否決
   決議/賛成0・反対3で否決
 FLMとの協調会議において議案となった、日本選手権の一本化計画について、半
年以上にわたり慎重に検討を重ねたが、「一本化が普及発展につながる」という理由
がどうしても見いだせず、全員一致で否決された。JHFは今まで通り「独自」に日
本選手権を開催することになったため、【次回の日本選手権におけるJAAの公認を
返上する】ことを決議した。来年度以降の主催・主管・後援は変わらず公認は無しと
する。JAAに対しては年度内に公認返上の親書を送付する。FLMに対しては日本
選手権を一本化する意志がないことを、早期に伝えることとする。
(2)平成13年度活動方針ならびに予算 【審議】可決
 12月11日(月)において開催される委員長会議において、補助動力委員会は下
記の活動方針と予算を提示することを決議する。
●MPG日本選手権の開催            ¥1300,000
●2001〜2年フライト手帳の発行        ¥200,000
●MHG学科問題集の発行(MPGを合本)     ¥150,000
●学科実技の講習検定会の実施(3回む)      ¥300,000
●ホームページの運営維持              ¥60,000
●会議費(交通費・雑費を含む)          ¥650,000
(3)補助動力練習生技能証A・Bの廃止 【審議】可決
 現在理事会では本議案の協議は中断しているが、委員会は同教習課程が「全国のス
クールで実施されていなければ」廃止するとの結論に達した。理事会の承認を待って、
練習生技能証A・B課程は、NP証に組み入れるよう制度委員会へ技能証規定の改定
を要請する。
(4)MPG事故に対する緊急アピールの採択 【協議】
 最近のMPG・PPGによる事故および騒音問題について、川添会長・山崎委員長
連名による安全アピールを、JHFレポートに添付しする。
(5)FLMフライヤーに対する技能証優遇処置 【継続協議】
 次回の継続協議とする。
 
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以上

 

●技能証規程の改定案
●現行の補助動力技能証の種類
(1)ハンググライディング補助動力技能証
(2)パラグライディング補助動力技能証
(3)パラグライディング補助動力A級練習生技能証(廃止予定)
(4)パラグライディング補助動力B級練習生技能証(廃止予定)
(5)パラグライディング補助動力ノービスパイロット技能証
●改定1:補助動力A級・B級練習生技能証の廃止
 本来PG補助動力証は、クロスカントリー技能証と同様P証の付帯証であるに
もかかわらず、そのための練習過程(技能証)が存在すること自体が不自然な形
になっている。現行の技能証制度からA級・B級練習生技能証を廃止することに
より、P証の付帯証としての本来の形に戻す。補助動力を使用して(平地から)
ハンググライディングスポーツへ入門する入門者のために、補助動力ノービスパ
イロット証課程は存続させる。従ってA級・B級練習生での教習課程は補助動力
ノービスパイロット証課程に吸収統合させる。別紙、改定後の技能証規程(案)
を参照。
●改定2:PG補助動力ノービスパイロット技能証の名称変更
 改定後の名称:MPGフライヤー技能証
名称が変更されても、現行の技能証効力および位置づけは変わらない。PG補助
動力技能証との効力の違いも従来通りとする。別紙、改定後の技能証規程(案)
を参照。
●改定3:FLM・PPGクラス1既得者に対しJHF教員の推薦により
     補助動力ノービスパイロット技能証(MPGフライヤー技能証)
     の申請資格を与える
 現在FLMは、JHFの補助動力ノービスパイロットに対して、FLM・PP
Gクラス1技量認定証の申請資格を与えている。JHFは協調活動の一環として、
FLM・PPGクラス1証を保有するフライヤーに対し補助動力ノービスパイロ
ット技能証の申請資格を与えたいと考える。
★JHF・FLM双方のメリット
 JHFにとってハングフライヤーの拡大につながる。FLMフライヤーにとっ
ては、ハンググライディングを始めるにあたって、不要な基礎課程をスキップす
ることができる。(現行では山のPG/Aから入門する)なによりも、MPGフ
ライト活動を行う者が、共通のフライトモラルとフライトルールを共有すること
を最大の目的としている。
★申請の条件
(1)JHF補助動力証を保有するJHF教員の推薦。
(2)JHF補助動力証学科検定の合格。
(3)JHFフライヤー会員登録。
以上

 

●平成13年度 第1回委員会議事録
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期  日:平成13年7月3日(火) 13:30〜17:30
場  所:文京区春日JHF会議室
出席委員:山崎・高橋・村上・鎌村
専門委員:宮野・星野
出席理事:欠席
記  録:村上
 
(1)ライセンスの簡略化について 【協議】
 補助動力AB練習生技能証のノービスパイロット技能証への統合。
(2)学科実技講習検定会について 【協議】
 東日本・西日本で各1回の開催をめざす。
(3)日本選手権について
 秋田・群馬・栃木・滋賀の候補地を早急に絞り込む。
 
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以上

 

●平成13年度 第2回委員会議事録
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期  日:平成13年9月6日(木) 11:00〜23:00
場  所:三重県伊勢市・三重県営サンアリーナ
出席委員:山崎・高橋・鎌村
欠席委員:村上(委任状)
専門委員:欠席
出席理事:欠席
特別参加:森川(三重県連)
記  録:鎌村
 
(1)第5回日本選手権について 【確認協議】
 日本選手権開催地の最終調査の結果、出席委員全員一致で開催を可決。参加要項に
関し、従来通り広き門とし、多くのMPG愛好家フライヤーを受入れる。
第5回 JHF補助動力付パラグライディング日本選手権は「伊勢神宮奉納カップ2001」
として、PPG大会(神宮奉納パワードパラグライダー in お伊勢さん)を共催する。
さらに併せて、「JHF補助動力付ハンググライディング日本選手権プレ大会」の併催を
めざす。
(2)募集要項のまとめについて
 理事会の承認後、第4回大会を基準にしてまとめる。申し込み先を補助動力委員会
事務局(ビーイン宇都宮)に一本化する。募集要項は過去の選手権参加選手全員へ配
付すると同時に、MPG Todayに大至急掲載する。要項の作成:高橋・鎌村。
 
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以上

 

●平成13年度 第3回委員会議事録
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期  日/平成13年10月6日(土) 18:00〜20:30
場  所/三重県伊勢市・三重県営サンアリーナ
出席委員:山崎・高橋・鎌村・村上
専門委員:宮野・星野
出席理事:朝日
記  録:宮野
 
日本選手権の今後のあり方について
 JHF補助動力付パラグライディング日本選手権は、すでに前富山大会より日本国
籍条項の必須条件を削除して開催した経緯があり、さらに今回開催される第5回大会
は、JAAの公認を辞退した最初の大会となった。
 今後のあり方について主催・公認、後援・主管等の組織及び運営形態と、大会名称
を含む選手権規定等の見直しは、必然的な流れの中の課題として協議しなければなら
ない。
(1)選手権名称の改定 【審議】可決
   新名称:「JHFモーターパラグライディング選手権」
 現行の日本選手権は、選手権優勝者が世界選手権への参加資格を与えら
れず、尚且つ外国籍の日本選手権者が誕生する場合もあり、パラ・ハング
あるいはPPGの日本選手権とは性格が違う。
 日本選手権の名称は但馬合意覚書(航協第9−127)に基づいて決定
されたものであり、JHFはこれを継続する意志も有るが、前述のように
競技会の性格【現行規定の<1.目的>項を参照】に則した名称に移行す
ることが自然な経緯と考えられる。
(2)運営上の組織等の改定 【審議】可決
   改定案:組織名称の修正および削除のみで内容の変更はしない
   ※【改定選手権規定別紙参照】
 現行の日本選手権規定(平成12年3月1日委員会にて決議、同年4月20日発布)
では、次のように定められている。
 主 催:社団法人日本ハンググライディング連盟
 主 管:社団法人日本ハンググライディング連盟補助動力委員会
 後 援:日本マイクロライト航空連盟
     及び開催地区連盟が承認した団体
 公 認:財団法人日本航空協会
 以上の組織及び運営形態は事実上維持することは困難であり、この項目における日
本選手権規定の改定は必須と考えられる。
 
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以上

 

●平成13年度 第4回委員会議事録
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期  日:平成14年2月6日(水) 13:00〜17:30
場  所:文京区春日JHF会議室
出席委員:山崎・鎌村・高橋(委任状)・村上(委任状)
専門委員:星野
出席理事:関谷
記  録:星野
 
(1)補助動力練習生A・B技能証の廃止について 【報告・関谷】
 2年6ヶ月に亙り協議を重ねてきた表記の委員会提出議案が、本年最初の理事会に
於いて可決された。この間に2度のアンケート調査と、正会員及びスクール関係者の
意見を聞き取り、十分に討議は尽くされたと思う。
 今後のスケジュールは次のように予定されている。
1.補助動力NP技能証規程の改訂(制度委員会へ新規程作成を依頼済)
2.新規定を理事会に於いて承認
3.新規定を制度総覧改訂版(差し替え版)として正会員へ送付
4.スクール及び関係者への通達及び機関誌・商業誌での告知
5.補助動力練習生A・B技能証発行停止(平成14年4月1日実施予定)
◆追 記◆【重要】
 練習生A・B技能証発行停止と同時に補助動力練習生技能証規程も廃止され、その
技能証課程は補助動力ノービスパイロット技能課程の中に組み込まれる。PG・HG
補助動力証は従来通りであり、パイロットの付帯証とする位置づけに代わりはない。
補助動力NP技能証の位置づけについては、PGノービスパイロットやHG練習生C
証とは違い、PG補助動力証の練習生技能証ではない。ただし今回の改訂は、練習生
技能証廃止のみで「補助動力ノービスパイロット」の名称変更は別の議案であり、本
改訂では行なわない。
(2)平成14年度事業計画について 【報告・山崎】
 理事会の諮問により次年度の活動要項を次のようにまとめ提出した。
1.MPG・MHG選手権の開催
 次年度は第1回MHG選手権をMPGと同時開催し、記念すべき大会としたい。参加
 選手のテクニックの向上と観客動員をテーマとして実施したい。
2.2002年〜2003年 MPG・MHGフライト手帳の発行
 フライトモラルを永遠のテーマと考え、問題点を常に認識していかなければならな
 い。そのバイブルとしてフライト手帳の発行を復活したい。
3.MHG学科問題集の発行
 本年度は諸般事情により発行に至らなかったが、準備が整いつつあり、次年度の発
 行は急務と考える。(MPG学科問題集との合本)
4.学科実技講習検定会の実施
 JHF主催の補助動力学科検定会は過去に数回開催され、合格者も多数いるが、実
 技試験が伴っておらず、受講者の約80%は有効期限が切れてしまった。次年度は
 有効的で広域的な検定会を実施したい。
5.ホームページの運営維持
 「開かれたJHF」は常に実行すべきであり、補助動力委員会は速報性のあるアナ
 ウンスと、全国フライヤー間の連帯のため、最大限の情報公開を維持していく所存
 である。
6.年度5回の委員会開催
 限られた会議費予算内で遠距離からの新規委員を要請することは難しい状況にある。
 しかし、委員会のさらなる発展と活性化のため、人材確保のために必要な予算を組
 み、円滑で効率的な会議を運営する所存である。
(3)平成14年度MPG・MHG選手権の開催について 【協議】
 開催地は茨城県大洗町他が候補になっている。開催時期は10月の予定。準備はま
だ始まっていない。必要予算も未だ十分確保されていない。
(4)MHG選手権を開催するにあたって 【協議】
 MHG選手権規定の作成に手間取っている。開催6ヶ月前には制定されている必要
がある。MHG学科問題集の発行は、本年度まで広報出版局に用意されてあったが次
年度の予定に入っていない。フライト手帳の発行及び学科実技講習検定会の実施も、
理事会でキャンセルされた。MHG選手権規定については、制定してもルールブック
の発行は危ぶまれる。
 
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以上

 

●平成14年度 第1回委員会議事録
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期  日:平成14年5月22日(水) 13:00〜17:30
場  所:文京区春日JHF会議室
出席委員:山崎・高橋・須藤・小松(委任状)
専門委員:星野
記  録:星野
 
(1)第6回MPG選手権開催について 【協議】
 本年度のJHFモーターパラグライディング選手権の開催候補地については、茨城
県真壁郡関城町に内定する。開催準備は山崎・高橋の両名が進める。
(2)JHFモーターパラグライディング教員技能証規程の制定 【協議】
 表記教員技能証の新設を早期に実現したいと考える。現在、理事会にて審議中で予
定としては決議される。これは、今般の技能証改定における目的のひとつで、PPG
フライヤーに対するMPGパイロット技能証の認定事業は、同時に「PPGインスト
ラクターの新規認定」と2つでワンセットと言える。JHF技能証体系の整合性から、
「MPGパイロットを認定する教員技能証は当然必要」と制度委員会からも提言され
ており、その内容はPG・HG教員技能証と同種であり、特殊な教員技能証にはなら
ない。曰くHGパイロットはHG教員が、PGパイロットはPG教員が、MPGパイ
ロットはMPG教員が認定するというのが必然との理由だ。
 
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以上

 

●平成14年度 第2回委員会議事録
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期  日:平成14年7月24日(水) 13:00〜17:30
場  所:文京区春日JHF会議室
出席委員:山崎・鎌村・小松・須藤・高橋
専門委員:星野・村上
出席理事:関谷
記  録:村上
 
(1)第1回JHF補助動力付ハンググライディング選手権の開催
  【審議】可決
(2)JHFモーターパラグライディングパイロット技能証の認定
  【審議】可決
 PPGフライヤーへの「MPGパイロット技能証認定」は、その内容を次のように
設定する。
○MPGパイロット認定実施要綱(暫定)
期 間:平成14年11月1日(金)〜12月31日(火)
方 法:申請書類(現作成中)に必要事項を記しJHF事務局へ郵送する。
資 格:(1)JHF/PG補助動力技能証を有する者。
    (2)FLM/PPG技量認定証クラス2を有する者。
    (3)FLM/PPG技量認定証クラス1を取得後、1年間以上のフライト
       経験を有する者。
   ※(4)JHF・FLMいずれの技能証も取得していないが、相当する飛行経
       験を有する者。【現在検討中】
(3)JHFモーターパラグライディング教員技能証の認定 【審議】可決
 MPG教員技能証新設に伴い、現状のJHF/PG教員とFLMインストラクター
に対し、事前に認定を行なう。「MPG教員技能証認定」は、その内容を次のように
設定する。
○MPG教員認定実施要綱(暫定)
期 間:平成14年11月1日(金)〜12月31日(火)
方 法:申請書類(現作成中)に必要事項を記しJHF事務局へ郵送する。
資 格:(1)JHF/PG教員技能証を有する者。
    (2)FLM/PPGインストラクター技量認定証を有する者。
    ※上記いずれも、JHFフライヤー登録とMPGパイロット技能証の取得を
     条件とする。
(4)第6回MPG選手権開催要綱のまとめ 【審議】可決
 日本選手権開催地の最終調査の結果、出席委員全員一致で開催を可決。参加要項に
関し、従来通り広き門とし、多くのMPG愛好家フライヤーを受入れる。
 
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以上

 

●平成14年度 第3回委員会議事録
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期  日:平成14年9月30日(月) 10:00〜13:30
場  所:茨城県下妻市・ニユープラザホテル
出席委員:山崎・小松・須藤・高橋
欠席委員:鎌村
専門委員:星野・村上
出席理事:関谷
特別参加:大川(群馬県連)
記  録:星野
 
(1)MPG選手権規程の改定について 【審議】可決
 本年12月を以てJAAフライヤー登録有効者は消滅する。第7回以降からは必然
的に参加資格を訂正しなければならない。また、整合性に基づき「競技内容に関する
規定」を全面削除する。理由は、MPG選手権が日本選手権という冠を廃したため、
「但馬合意覚書に基づいた運用」とする必然性がなくなったことによる。ただし、M
PG選手権規定からは但馬合意覚書の文言はなくなるが、本合意を破棄するものでは
なく、補助動力委員会は「JHF・FLMの活動に関する合意」について本合意は現
在も生きているものと認識している。
(2)安全性委員会からの提案について 【協議・審議】
 次のようなコメントが安全性委員会から、関谷担当理事に届いた。
  提案内容:エンジン付パラグライダーの事故調査についてはFLMに任せたい。
  尚、事故当事者が補助動力技能証のみの保有で、明らかに補助動力飛行における
  事故の場合は、これの限りではない。
 JHFに補助動力委員会が有りながら、なぜ他連盟の1部会に事故調査を任せよう
とするのか真意が分からない。すでに安全性委員会では本事項が正式に決議されたら
しいが、補助動力委員会には何の説明もなかった。
 過去において補助動力委員会は、MPG・PPGの重大事故を安全性委員会に成り
代わって調査を代行してきた経緯がある。PPGの事故に関しては、FLMに配慮し
て「突っ込んだ論評」を控えてきた。調査しなければMPGなのかPPGなのか分か
らないはずである。本協議は結論が出ず次の山崎委員長のコメントを全員一致で採択
した。【安全性委員会に対し厳重抗議する。決議を白紙撤回する事を要求する】
●高橋委員コメント:現場放棄としか言いようがない。いままで協力してきたのは、
          一体何だったのか。
●小松委員コメント:決議にはエンジン付パラグライダーとなっているがエンジン付
          ハンググライダーはどうするつもりなのか。そんなものはJH
          Fに無いという意識なのか。何を考えているのかまったく分か
          らない。
(3)移行認定以降来年度からの教員検定会について 【審議】可決
 開催時期:MPG選手権の翌日。 受験資格:MPG教員規程を順守。
(4)MPGパイロット・教員技能証移行認定広報について 【審議】可決
 次の3つの方法で十分と思える。
●JHFホームページ補助動力委員会サイト。
●JHFレポート11・12月号誌面
●パラワールド誌面(簡易版)
(5)MPGフライヤーアンケートの実施について 【協議】
 来年度早々、新MPGパイロットリストによりフライヤーアンケートを実施する。
往復葉書使用するため、来年度予算を確保する。<内容別紙>同時に47都道府県連
盟へのアンケートも実施する。
(6)「MPG・MHGフライト手帳」の発刊について 【協議】
 発刊する方向で詳細を検討する。掲載内容・費用・時期・配付方法について早期に
まとめる。予算の確保が最重要課題と考える。以前合意のあったFLMとの共同制作
共同発行の方向をどうするか検討する。
(7)JHF・FLM以外のフライヤーに対する連帯感の呼びかけ 【協議】
 MPGパイロット技能証取得を呼びかける場合、その方法は?
<案1> 特別認定講習検定会の実施。
<案2> 特別移行認定の実施。
 
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以上

 

●平成14年度 第4回委員会議事録
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期  日:平成14年11月20日(水) 13:00〜15:30
場  所:文京区春日JHF会議室
出席委員:山崎・鎌村・小松・須藤
欠席委員:高橋
専門委員:星野
出席理事:関谷
記  録:星野
 
(1)次期MPG選手権会場現地視察 【報告協議・鎌村】
 来年度のMPG選手権開催誘致の要請を受けて、新設能登空港(石川県)を視察し
た。結論から言うと、立地条件が海岸に近い台地であるため、年間を通してかなりの
風が吹き込み、MPGには不向きなエリアであることが確認された。場所が能登半島
先端に近く、金沢や第4回大会の黒部市とはまったく異なる気象条件だった。
 鎌村副委員長の調査報告を受けて、能登開催は凍結することになった。
(2)常設委員会来年度予算 【報告・関谷】
 11月15日定例理事会に於て来年度予算の審議があったが、決議されず継続審議
となった。JHFの収入が減少し、事業全般に於て縮小を実施する方針が確認された。
(3)移行認定事業の途中経過 【報告・事務局】
 問い合わせ及び資料請求は今のところ約100件。申請書の受理数は現在約50名
となっている。12月初旬から補助動力委員会サイト上に登録者を掲載していく予定。
(4)MPG教本の発刊について 【協議】
 パラに続いてハングにも教本が完成された。MPGが独立した技能証体系を形成す
ることになった今、MPG教本も近い将来必要になるのではないかという外部からの
提案についての協議は、次のような結論に達し下記の提案を全員了承。
●山崎委員長:現時点では簡単に発行することは難しい。MPGに関しては教習エリ
       アの状況に則した講習課程を尊重しなければならない。現技能証規程
       に教本内容を合わせていくと、かなりの無理も生じてしまう。現行の
       学科問題集は教本の代行として発刊した経緯もあり、パラやハングに
       は相当する問題集は存在せず、もっと活用をPRすべきだと思う。
●小松委員提案:状況は理解できるが、将来はMPG教本を発行すべきだと思う。
       徐々に資料を集めて検討してみてはどうだろうか?
(5)MPG教員検定会参加資格について 【再協議】
 前回、本資格については「MPG教員規程を順守」と決議されたが、内外より異論・
提言が有り、その処置に対して特例を設けるなど再検討を考慮する必要が生じた。
MPG教員検定会自体の運用も含め、実施にはまだ時間的余裕があるため、継続して
協議することになった。
 
●安全性委員会との合同会議
期  日:平成14年11月20日(水) 16:00〜17:00
場  所:文京区・文京区民センター
補助動力委員会出席者:山崎・鎌村・小松・須藤
安全性委員会出席者:阿部・岡・下村・幸路
オブザーバー:関谷(担当理事)・星野(専門委員)・松田(広報出版部委員)
【協議内容】
 安全性委員会阿部委員長より補助動力委員会へ重要な提案があった。その提案内容
があまりにも大きかったため、補助動力委員会の判断では回答できなかった。
 
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以上

 

●平成14年度 第5回委員会議事録
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期  日:平成15年3月5日(水) 13:00〜17:30
場  所:文京区春日JHF会議室
出席委員:山崎・鎌村・須藤
欠席委員:小松・高橋
専門委員:星野
出席理事:関谷
記  録:星野
 
(1)補助動力委員会への提言募集について 【報告・星野】
 現在、約12〜3通の提言が届いた。まだテキストに変換していないものもあるが
総会前には委員各位へまとめを配信する予定でいる。締め切りは3/20になってい
るが投稿はこれ以上無いように思われる。これらをすべて一般に公開すべきかどうか
委員各位は提言を熟読して審議して欲しい。賛否は電子メール上で行いたい。
(2)北海道青木氏への回答 【報告協議・関谷】
 補助動力委員会への提言について主題テーマとは別に「移行認定問題」「事故防止
対策」「教本作成」等の問い合わせが有った。北海道青木氏からは、この度の質問に
対して、是非補助動力委員会の見解を回答して欲しいと要請している。
●質問の格子は次の3点に要約される。
 1.なぜ補助動力からMPGに移行しなければならないのか?
 2.なぜ技量未熟なFLM教員まで移行を促さなければならないのか?
 3.JHF補助動力委員会はMPG教本を発行する用意はあるのか?
●星野委員コメント:現段階で提言に対する見解は準備されていない。北海道青木氏
          のご質問に対しては、JHF総会における補助動力委員会答弁
          資料から回答できると思う。
 青木氏への返事は星野委員が作成し、山崎委員長もしくは関谷理事から回答する。
(3)MPG選手権について 【協議】
 昨年の大会に於て鉄塔衝突事故を経験し、MPG選手権の在り方を再検討する。
MPG選手権大会は競技よりも普及振興と地域の活性化を重視している。今後の対策
はなお話し合いと整備が必要だ。現時点で考えられる形態は超軽動のフライイン方式
だが、過去の歴史的継続も考慮しなければならない。またJHF活性化事業への対応
と「補助動力委員会への提言」の処理を先行する必要がある。
●山崎委員コメント:栃木の塚部氏から貴重な提言を頂戴した。機体シンフォニーに
          関する資料だ。問題は機体の取り扱いにあると思われる。
          鉄塔衝突事故の選手はトリマーをフルに伸ばして、アクセルを
          目一杯踏み込んでいたことが判明している。どんな機体を使用
          しても、一瞬にしてタッキングを引き起こす要因はあった。
●関谷理事コメント:タスクにスピード競技が組まれているとしたら、選手は誰でも
          スピードを重視した操縦をしてしまう。MPGだろうがPPG
          だろうが、スピード競技はモーターパラにそぐわない競技では
          ないだろうか。
●星野委員コメント:山崎委員長が常々言っているソアリング重視の競技だが、もし
          1,000mまで高度を獲得して、そこからエンジンをカット
          して、アウト&リターン競技ができるのだろうか? 参加選手
          の技量がそれを凌駕しているとは思えない。
          また大会の方も回を重ねてきたが、未だに当初の競技内容から
          進歩しているとも思えない。
●須藤委員コメント:パワードパイロットは、エンジンを切ってフライトするという
          考えはほとんど無い。講習・練習にしても同じと言える。LD
          は何度でもやり直すことができるわけだから、山飛びのフライ
          ヤーのようにLDを一発で決めるとか、緊急のためのLD場所
          を常に頭に置いておくような意識はない。必要がないからだ。
 現段階では、次期大会は次のような内容を検討する方向で継続的に協議する。
 1.大会の目的を普及振興と安全性の広報に重点をしぼる。
 2.大会全体の名称を「JHFモーターフライト・フェスティバル」等に変更する。
 3.大会の内容はフリーフライトを中心とした所謂「フライイン」方式にする。
   □フリーフライト(内容未定)
   □フライトセミナー(内容未定)
   □MPG教員検定会
   □バーベキュー大会等
 4.継続する選手権は、高高度エンジンカット競技のみの1本だけとする。
 5.参加費用は無料になるよう検討する。
(4)MPG教員検定ついて 【再協議】
 現行の規程では、MPG教員検定資格はMPGパイロットを取得して3年間の経験
を要求している。しかしこれでは、PG補助動力技能証を取得したフライヤーは仮に
10年の経験を有していても、3年間待たなければならない矛盾が生じている。
 前々回「MPG教員規程を順守」と決議されたが、本協議は毎回時間切れでその後
協議されていない。今後は電子メールにより活発な意見の交換を進めていきたい。
 また、本協議では、JHF・FLMのどちらにも属さない愛好者に対してどのよう
な特例処置が可能かを真剣に考えなければならない。
 
「フライ・イン」とは
元々は超軽動の活動用語で、ハンググライディングのスポーツには存在しない。
例えばアメリカなどで超軽動の大会を砂漠の真ん中で開催すると、参加者は全米
各地から会場までフライトして参加する。大会の内容はと言えば、自分の作った
飛行機の見せっこのような他愛のないものがほとんどだ。しかし愛好者の連帯と
価値観の共有を高める場としては、大変有効な力を発揮している。ただしこれを
採用しても、MPG・PPG共大会会場まで飛んで集まることは当然できない。
 
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以上

 

●平成15年度 第1回委員会議事録(郵便文書による審議)
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文書審議を実施するにあたって
本年度は予算の都合上、会議を4回しか開催できません。従って前回協議された内容
を決議するためには、さらに次に招集される会議に委ねられます。これでは遅々とし
て前に進まないため、ある程度協議されたものについては、文書による決議が必要と
なります。今回審議の対象になる4議案は、昨年から協議を繰り返してきた内容で、
基本的な格子のみ決議して、詳細の肉付けは後から流動的に実施されます。それでも
審議として合意・承認が必要な理由は、このまま放置すると、実施すべき活動が一歩
も前進せず、停滞してしまうからです。特にJHFモーターフェスタ(仮称)等は、
決議と同時に開催候補地との打診をしなければならず、急を要します。
      JHF補助動力委員会委員長/山崎・広報/星野 平成15年4月9日
 
期  日:平成15年4月9日(水)郵送の書面により審議
参加委員:山崎・鎌村・小松・須藤・高橋
記  録:星野
 
(1)平成15年度補助動力委員会活動予定 【審議】可決
 決議/賛成3・棄権2
 昨年に引き続き委員会年間活動の予定を審議。本年度は5回の会議を予定。ただし
会議費予算は4回分の計上のため1回目は文書委員会とする。委員会開催日について
は委員の都合を最大限考慮し、すべての日程は決定後も流動的に運用する。
●委員会開催日
 第1回:4月9日(書面による文書委員会)
 第2回:6月4日(水)予定会場/JHF事務局
 第3回:8月6日(水)予定会場/JHF事務局
 第4回:10月1日(水)予定会場/JHF事務局
 第5回:12月3日(水)予定会場/JHF事務局
●JHFモーターフライトフェスティバル2003(仮称)
 予定期日:平成15年10月上旬
●第7会MPG選手権
 予定期日:平成15年10月上旬(フェスタ会期内)
●MPG教員講習検定会
 予定期日:平成15年10月上旬(フェスタ会期内)
(2)JHFモーターフェスティバル2003(仮称)の開催 【審議】可決
 決議/賛成4・棄権1
 大会予算の内、役員交通費・宿泊費・MPGフライト手帳発行費用を除く。
予算の詳細および内容の詳細については、6月補助動力委員会において継続審議。
●開催予定日:平成15年10月上旬 2〜3日間
●開催予定地(4月現在:未定)
●予定内容
1)フライトセミナー
2)フリーフライト
3)第7回MPG選手権
4)MPG教員講習検定会
5)バーベキュー大会等
(3)MPGフライト手帳Vol.2の発行 【審議】可決
 決議/賛成4・棄権1
 MPGフライト手帳の発行について、「暗黙の了解」の段階から、決議による実施
に移す段階になった。発刊時期は、本年度開催を予定するJHFモーターフェスタに
間合うようにする。発刊費用はフェスタ開催費用の一部を充当し、体裁は広報出版局
に一任する。掲載内容について未完部分の「新MPGフライトルール」については、
原案を各自文書にまとめ、6月補助動力委員会において審議。
●発行予定日:平成15年10月初旬
●掲載内容
1)新MPGフライトルール
2)MPG技能証規程
3)MPG選手権規程
4)MPG選手権歴代トップテン
5)補助動力学科検定問題集全問
6)全国MPGパイロット名簿
※上記内容の 2)〜 6)については、原稿がまとまっている。 
(3)MPG教員講習検定会受講資格について 【審議】可決
 決議/賛成4・棄権1
 受講資格については、技能証規程に則した資格とは別に特別資格を設ける。
JHF・FLMの双方に所属しないスクールクラブ・愛好団体への呼びかけと一体化
を目的とする。前述に該当するスクール等は6月補助動力委員会までにピックアップ
すると同時に参加意思の確認を開始する。
●講習検定会実施日:平成15年10月上旬(フェスタ期間内の1日間)
●受講資格
1)MPGパイロット技能証を取得して3年以上の経験を有する者。
2)特別資格1(平成15年度・平成16年度)
  PG補助動力技能証を取得して3年以上の経験を有し、同時に、
  PG助教員技能証を取得して1年以上の経験を有する者。
3)特別資格2(平成15年度・平成16年度)
  JHF補助動力委員会が別途資格を有すると承認した者。
 
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以上

 

●平成15年度 第2回委員会議事録
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期  日:平成15年6月4日(水) 13:00〜17:00
場  所:文京区春日シビックホール4階・シルバーセンター実習室
出席委員:小松・須藤・高橋
欠席委員:鎌村・山崎(審議委任)
専門委員:星野
出席理事:関谷
記  録:星野
 
(1)平成15年度選手権開催地の内定 【審議】可決
 開催地の候補は北から秋田県・静岡県・徳島県の3候補地で、協議の結果秋田県に
内定した。本年度の選手権は従来の競技内容を一新する。開催内容の詳細については
議論が続出し、白紙に戻しさらに継続して協議することになった。
 内定候補地は秋田県田代町米代川河川敷エリアで、会期は平成15年10月11日
〜13日の3日間に内定した。詳細は6月中に決定し6月末もしくは7月始めに広報
できるようにする。新方式の選手権について新しい名称を採択する予定。(未定)
(2)MPG教員講習検定会の実施内容 【継続協議】
(3)MPGフライト手帳の掲載内容 【継続協議】
 
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以上

 

●平成15年度 第3回委員会議事録
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期  日:平成15年9月3日(水)13:00〜17:00
場  所:秋田県北秋田郡田代町・米代川河川敷エリア
出席委員:小松・山崎
欠席委員:鎌村・須藤(審議委任)・高橋(審議委任)
専門委員:欠席
出席理事:朝日・関谷
記  録:山崎
 
(1)第7回MPG選手権開催要綱のまとめ 【審議】可決
 大会名を「JHF・MPGフェスティバル2003 in TASHIRO」として、
その中にイベントフライト大会と、従来のMPG選手権を継承するフライト競技及び
MPG教員講習検定会を設ける。
 実施イベントは下記の名称とする。
 1)防災支援フライトコンテスト ※MPG選手権適用種目
 2)紅葉クロスカントリーツアー
 3)MPG安全講習会 ※教員研修会を兼ねる
(2)平成15年度MPG教員講習検定会の実施内容 【審議】可決
 本年度の検定会は暫定規定を運用し「MPG教員研修会」として実施しする。
(3)MPGメーリングリストの設置 【継続協議】
 MPGパイロットを主体としたメーリングリストを「MPG Today」サーバ
内に構築したい。メーリングリストは登録者の1人がメールを送信すると、すべての
登録者にその内容が同時配信される。補助動力委員会の広報にとって欠かすことので
きない可能性を感じる。
 現在MPGパイロットは224名(8月まで)の登録があり、その内Eメール保持
者は40名弱である。実際にはもう少し多いと思われるが、さらに今後増えていく事
は必至で、今後のMPGパイロット名簿の充実を図りたい。
 新設登録者:MPGパイロットEメール保持者全員・補助動力委員会委員。
 設置方法:設置のお知らせと同時にEメールにて登録希望を募る。
 
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以上

 

●平成15年度 第4回委員会議事録
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期  日:平成15年10月13日(月)8:00〜10:00
場  所:秋田県北秋田郡田代町・秋田MPG大会宿舎
出席委員:山崎・小松・須藤
欠席委員:鎌村・高橋(審議委任)
専門委員:星野・村上
出席理事:関谷
記  録:星野
 
(1)JHF理事会からの諮問に関する答申 【継続審議】
 JHF発第03−086号「定款改正」及び「教員更新制度」の意見伺い【別紙】
に関する補助動力委員会の見解を答申する。答申期限:2003年10月31日。
1.定款「第1条」にある団体名称の変更について
  賛成:小松・須藤  反対:山崎
  専門委員の参考意見/星野(反対)・村上(賛成)
  ※欠席正委員の意見を山崎委員長がとりまとめてから答申する。
2.定款「第13条の2項」の改正と「第13条の3項」の削除について
  賛成:小松・山崎  反対:須藤
  専門委員の参考意見/星野(反対)・村上(棄権)
  ※欠席正委員の意見を山崎委員長がとりまとめてから答申する。
3.総会開催回数について
  賛成:小松・須藤・山崎
  専門委員の参考意見/星野(棄権)・村上(賛成)
  ※賛成することを答申する。
4.「教員更新の義務付け」について
  教員更新については教員検定会も含め、補助動力委員会の独自案を検討すること
  とし、答申を保留する。 
(2)活性化対策委員会最終答申に関する補助動力委員会答申 【継続協議】
 JHF発第03−059号(分類7号)類補助動力委員会関連【別紙】
に関する補助動力委員会の見解を答申する。答申期限:2003年11月30日。
 星野専門委員が答申原案を用意することになっていたが、多忙で準備できず、文書
による協議を継続する。
(3)MPGパイロット・メーリングリストの設置 【継続協議】
(4)来年度以降におけるMPG教員検定会実施について【協議】
活性化対策委員会最終答申に関する補助動力委員会答申に関連して継続協議とする。
(5)平成17年におけるMPG教員更新の実施方法について【協議】
活性化対策委員会最終答申に関する補助動力委員会答申に関連して継続協議とする。
 
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以上

 

●平成15年度 第5回委員会議事録
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期  日:平成16年3月13日(土)16:00〜21:00
場  所:茨城県八郷町・洗心館
出席委員:山崎・須藤・高橋
欠席委員:鎌村・小松
専門委員:星野・村上
記  録:星野
 
(1)今期活動の回顧 【協議】
 今期を振り返ってさまざまな反省が述べられた。長時間にわたり、委員一人ひとり
の詳細な意見は省略する。内容は次のように要約される。
1.茨木・関城大会における事故の反省。
2.秋田・田代大会における安全講習会の成果と今後の継続性。
3.増え続けるモーターパラと、遅れ気味のモラル全国統一およびMHGの確立。
(2)次年度の活動方針について 【審議】可決
 JHF総会において、次年度はかなり厳しい予算になることが予想される。
次期委員会への申し送り事項として、実施すべき最低限の活動を下記に示す。
1.MPG選手権の実施
 現在、群馬県が開催意志を表明しているが、JHFの予算が確定しておらず、どの
 ような形態で開催できるか不明である。低予算のため秋田のようなフェスティバル
 方式は難しい。大会予算が確定した時点で、群馬県と相談する必要がある。
2.MPG教員検定会の実施
 昨年11月「活性化対策委員会最終答申に関する補助動力委員会答申」を理事会に
 提出したが、その後、理事会からは何の連絡もない。これは、全て補助動力委員会
 の提案が通ったものと解釈している。従って、MPG教員検定に関しては、教習検
 定委員会ではなく、補助動力委員会が開催することになる。
3.さらなる広報の充実
 補助動力委員会のアピールは少ない。フライト手帳の復刊は絶望的な状況にある。
 MHG学科検定問題集も空中分解している。現在はホームページのみがアナウンス
 手段だが、JHFレポートへの掲載記事をもっと増やす努力をすべである。
 
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以上

 

●平成16年度 第1回委員会議事録
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期  日:平成16年5月18日(土)13:00〜17:00
場  所:神奈川県横浜市・日吉第5コーポ集会室
出席委員:山崎・小松・須藤・星野・村上
記  録:星野
 
(1)委員長の選出 【審議】可決
 新任委員全員の意向により今期も山崎委員長に本職を継続してもらうことになった。
(2)本年度MPG選手権の開催地について 【審議】可決
 今年度は群馬県と徳島県が開催を表明した。選手権開催要項には前年の12月まで
に開催意志を補助動力委員会へ申し出ることになっている。群馬は非公式だが、昨年
立候補を表明した。しかし過去にも年度が変わってから開催地が決定した例もあり、
さらに西日本での開催がこれまで無かったことを考慮して、すべてを白紙に戻し時間
をかけて開催地を再選考した。
 提出された両候補の条件を照らし合わせ、熟慮の結果、本年度の「MPG選手権」
は群馬県に決定した。
(3)MPG教員検定会の実施 【審議】可決【詳細は継続協議とする】
 教習検定委員会を代行してMPG教員検定会を実施する。実施内容は下記とする。
1.期日・会場:MPG選手権と併催する。
2.参加資格:MPG技能証規程を順守する。
3.試験内容:MPG技能証規程を順守する。
 
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以上

 

●平成17年度 第1回委員会議事録
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期  日:平成18年8月10日(土)13:00◯17:00
場  所:東京都豊島区巣鴨 JHF会議室
出席委員:山崎・須藤・星野・金井
欠席委員:小松
出席理事:西ヶ谷
記  録:星野
 
(1)補助動力委員会ホームページの運用 【報告】西ヶ谷
 西ヶ谷理事より補助動力委員会ホームページの設置場所をJHFサーバー内に移転
したいという提案があった。全員異議無く了承した。
 移転時期、委員からのアクセス方法等は、ログイン・パスワードが確定した時点で
速やかに行われる。[詳細は継続協議とする]
(2)技能証規定の見直し 【協議】
 安全性委員会との合同会議(平成14年11月20日)における「クラスR問題」
は、補助動力委員会の判断保留で未だ結論が出ていない。阿部委員長はFAIの方針
に従い、補助動力(トーイングを含まない)部門はJHFの部門から切り離して活動
すべきとの提言を示された。
 現在に至っても、この部門における草の根部分は、依然としてマイクロライト側に
統轄する能力が無いと判断している。技能証体系をいずれ元に戻したいとする方針は
補助動力委員会も同じだが、現時点でJHFが完全に後退することは考えられない。
 今考えられることは、JHFから補助動力部門を独立させると同時に、マイクロラ
イトからFLM部門を切り離して、新組織を立ち上げることくらいだろうが、容易で
はない。もう一つ「クラスR」を無視して、FLM部門をJHFが吸収する方がある。
 いずれの場合も相手側との討議が必要だが、そのような会議の予定は当分無い。
(3)事故対策の推進 【協議】
 MPGにおける重大事故は「水没事故」である。安全講習会の実施やフライト手帳
の復刻配布にはかなりの予算を必要とし、今年度・来年度では不可能と考えられる。
 アピール文を作成し、各地のMPGスクールエリアに配付する。各地の草大会等に
委員が出向き、安全講習会(場合によっては有料)を実施する。この程度の活動が精
いっぱいかもしれない。
(4)第10回JHF/MPG選手権関連 【審議】可決
●本年度のMPG選手権の開催場所および期日
期 日:【第1候補】平成18年10月19日(木)◯10月20日(金)
    【第2候補】平成18年10月26日(木)◯10月27日(金)
場 所:茨木県筑西市 アクティブフライングクラブ飛行場
●本年度のMPG選手権の名称変更【第10回JHF/MPGフライイン】とする。
●大会参加費【¥20,000】予定
●大会要項の作成【星野】
(5)アマチュア無線問題【協議】
 アマチュア無線による誘導が問題になっている。誘導のほとんどがスクール指導だ。
無線開局者同士がコールサインを出し合って空中発信することには問題は無い。現在
MPGはパラと比べて圧倒的に少数で、アマチュア無線による他方面からの苦情等は
少ない。問題は大会中での使用だが、運営上の安全性を考慮すれば、アマチュア無線
の併用は不可欠と考えられる。今後に継続して協議をする必要がある。
 
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以上

 

●平成18年度 第1回委員会議事録
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期  日:平成18年4月6日(金)13:00〜17:00
場  所:JHF事務局
出席委員:山崎・金井・小松・須藤・星野
出席理事:下村会長・菊池担当理事
記  録:星野
 
(1)クロスカントリー大会の公認 【審議】可決
「千葉県九十九里におけるクロスカントリー大会を公認し、JHF記録証を発行する」
【趣旨】
 MPG選手権について、一昨年はFLMとの共催大会参加のため、昨年は予定して
いた茨木関城エリアの突発的な事情により、正式な開催はされていない。その理由は
慢性的な資金不足もあるが、もう一つの理由は、本来このMPG選手権は普及発展に
寄与するものとされているにも関わらず、参加者が毎回同じで増えてもいない。これ
では仲良しクラブの草大会と何ら変わらない。従ってMPG選手権をしばらく休止し
普及を目的としたイベントを開催する方向で活動を展開すべきだと考えるに至った。
【内容】
大会名称:九十九里クロスカントリーミーティング(仮称)
開催期日:平成18年9月中旬以降の土日(2日間)
大会内容:クロスカントリーフライト・アドバンスセミナー等
※ 参加者全員に飛行認定証を発行する。競技は行わないのでメダル賞状等は不要。
  詳細は6月JHF総会までにまとめる予定。
 
(2)補助動力委員会によるMPG教員検定の実施について 【協議・審議】再決議
「MPG教員検定の実施について、補助動力委員会への委嘱を上申する」
【趣旨】
 技能証規定により、MPG教員検定は旧教習委員会が開催することになっている。
しかし実際には、同証が制定されてから今日に至る4年間、一度も実施されたことは
無い。3年前に活性化委員会へ、そして2年前に旧教習委員会へ、補助動力委員会に
よる実施開催を提言したがそのままになっている。教員検定は今後の普及発展のため
必要不可欠、早期の実施が望まれる。今般直接理事会に上申することにより、本業務
が補助動力委員会へ委嘱されれば、本年度中に必ず実施する用意がある。
※ 9月のクロカンミーティング内で期間延長し実施することも検討できる。
 
(3)但馬合意覚書の改訂について【協議】答申
「補助動力委員会は現行の但馬合意覚書について改訂する必然性は無いと判断する」
【結論1】
 今回の状況はFLMがJMLから独立したように認識されているが、そうではなく
「某氏が新たに新団体を立ち上げた」と補助動力委員会は理解している。但馬合意は
JAA・JHF・JMLの三者合意であり、JMLに同部会が存在する限り、同合意
は現行通り継続するものと判断する。
【結論2】
 JMLがクラスRフットランチド部門を放棄するなら、まずその趣旨をJHF側に
報告し了承を得なければならない。ましてJMLはこの部門を独立させることはでき
ないはずである。それこそ但馬合意覚書に違反する。幸いにもJML斉藤理事長も、
「新たに新団体が設立する方針で動いている」とお考えのようである。そうであれば
新団体はJHFとは無関係であり、但馬合意とも無関係であると判断する。
【結論3】
 そもそも三者合意に至った経緯は、JHFの歴史的な活動を尊重し継続することを
認めた覚書と理解している。したがって、JAAが新団体を承認するならば、新たに
「四者合意」等を取り決め、JAA傘下関係各団体の活動権利を保護しなければなら
ない。しかし、補助動力委員会は「FLMの活動及び新団体の活動を肯定できない」
ため、新たに「四者合意」等を押し付けられても合意する意志は無い。
【付則】
 最後に会議の雑談をとりまとめると、補助動力委員会の意見は次のようになる。
1.JML斉藤理事長には申し訳ないが、FLM部会は何の活動もしていない。
  会員がFLM事務局に電話をしてもつながらないのが現状だ。
2.新団体設立に際して、JHF・JMLの会員に対し役員の公募は全く無かった。
3.新団体を立ち上げようとしている某氏はイベント屋だ。
4.FLM事務局M嬢は毎日何をしているのか不明だ。
 
※ 議案(3)の、協議時間の半分は【付則】部分に費やしてしまった。
 
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以上

 

●平成20年度 第1回委員会議事録
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日  時:平成19年6月12日 13:00〜17:00
場  所:JHF事務局
議  長:山崎
出席委員:金井・椋本・須藤・星野・山崎・吉川
出席理事:菊池担当理事
記  録:椋本
 
1.役員改選について
・推薦により決定する。
委員長:須藤氏(他の役員は後日、委員長が任命する)
 
2.MPG教員について
京都府連の件
MPG技能規定にそって運用します。
今後は県連推薦をもらってからMPG教員検定を実施。
技能証規定の見直し(継続審議)
・補助動力技能証は無くせない。
・補助動力技能証をMPG技能証に移行するのが良い。
・委員会独自の技能証とし混同しないよう名称を変える。
例:MPG教員をMPG模範飛行者などと改める。
・制度委員会とも積極的に連携し見直す。
・以上の意見はでたが、結論は出ないので、次回もう一度審議する。
委嘱状の件
・今年いっぱいはそのままです。
新規MPG教員
・パラの教員検定員で補助動力技能証を持っている者が検定を行うことが出来る。
FLM指導員からMPG教員になれないか?
・移行処置は終了したので出来ない。
 
3.2008年度 事業計画/予算案
騒音、事故対策の強化を図る
・以下の事項をホームページで情報発信をする。<担当:星野>
啓蒙活動(水没訓練など)機会をみて推進する。
騒音(高度計をつけて飛ぶ/飛行数の制限/気配り)事例紹介
・事故報告の徹底<担当:委員全員で>
フライヤー会員登録の推進
・県連と連携を密にする。<担当:須藤>
MPGイベントの公認、後援
・九十九里クロスカントリーミーティング<担当:須藤>
・随時募集
JHFのサーバーにホームページに移行する。
・経費節減のために、JHFサーバーに委員会HPを移す。<担当:星野>
トーイングの技能証の検討
・最近の競技会などで必要な場合があり、
経験者、制度委員会などと一緒に検討を始める。<担当:椋本>
その他
・委嘱状
補助動力委員会でも認識していない状態で今後は発行しない。
(パラの教員検定員で補助動力技能証を持っている者が今後は行う)
・京都府連の回答
須藤委員長が回答書を作成し返答する。
 
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以上
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