第14回 世界選手権レポート
14th World Championship Hang Gliding Class1
BLASILIA-BRAZIL
2003.8.16. - 8.31

新チームリーダ郷田徹のレポート 


写真左上の空き地がGOAL

Subject: 到着しました
Date: Wed, 13 Aug 2003 09:46:54 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド
飛行機の機械上の故障?でロスで6時間待機させられ
まいりましたが36時間かかりブラジリアのホテルに到着しました。
選手はみんな元気で、安東は修司とイグアスの滝に見学に出かけるなど思い思いに過ごしています。
メールのほうも中瀬に色々世話になったこともあり今回は一発で開通しました。取り急ぎ連絡しました。
何かありましたらメール入れておいてください。予定では15日にレジストレーション、16日に開会式
競技は17日からです。車のキャリアの修理やら、携帯の再契約などをしつつ選手の練習フライトに付き合う予定です。

それでは今日はもう寝ます。。。。

郷田
Subject: world championship 02
Date: Sat, 16 Aug 2003 06:17:24 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド

郷田です
今日も無事に終わりました。今日は鈴木、板垣、大門、永光が練習フライトその他は休養兼調整。
レジストレーションもあったので飛んだ選手は練習フライト後全員同じ場所に降りて速やかに回収後先ほど無事レジストレーションも済ませました。条件は若干渋くやはりブラジリア方面は積乱雲の発達が早く、現在6時ですがこれからサンダーストームになりそうです。

明日はレジストレーション及び最初のチームリーダーブリーフィング。夕方からはオープニングセレモニーです。

いよいよ始まります。
選手はみんな体調もよく準備万端ですが、序盤戦の天候がちょっとだけ心配です。
Subject: world championship 02-2
Date: Sun, 17 Aug 2003 11:12:21 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド

郷田です
本日はレジストレーションも済ませんたので練習に出かける予定でしたが、1回目のTLブリーフィングやセレモニーも予定されていたのでホテルの中庭で機体の最終的なチューニングなどを行う選手が多かったです。
セレモニーは午後7時からブラジリア内の一流ホテルの中で行われましたが、パレードがなかったので若干物足りなさを感じている人も多かったようです。
参加国、参加選手ともにやはり遠いせいでしょうか若干少なかったように感じましたが世界中のトップ選手から、一つの国で参加選手1,2名という国まで色とりどりでやはり世界選手権なのだなと実感しました。ブラジル、オーストリア、ドイツ、アメリカ、フランス、イタリアイギリス、オーストラリア等はさすがにメンバーをそろえており勢いもあり、日本もこの一角に入り込むべく明日から戦って行きたいと思います。
Subject: world championship 02-3
Date: Mon, 18 Aug 2003 10:38:27 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド
ついに始まりました。
昨日までのサンダーストームをもたらす天候も去り、晴天ながらも今日は渋い条件で92.7kmのタスクが行われました。
そんな中、平林選手が後方に30機近いトップグループを従え独自のコース取りで今回の世界選手権での最初のスタートパイロンを一番で奪取! 下で見ていて鳥肌が立ちました。
場所によっては2500m+のところもありましたが、1600m前後の高度で有力選手も含め多くの選手が苦労したようです。
オレッグやゲロルフもゴールできませんでした。残り12km前後で多くの選手がふるいにかかりゴールは23人、日本チームでは粘った鈴木選手が最後にゴールを切りました。チームはとても良い雰囲気ですので、明日から期待したいと思います。

ゴールの写真、ショートしてゲートの外に出れない選手の写真添付します。
成績については公式サイトでアップされると思います。
取り急ぎ報告まで

郷田

ゴールの写真

ショートしてゲートの外に出れない選手
Subject: world championship 03
Date: Tue, 19 Aug 2003 05:48:03 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド
郷田です
2日目終了しました。
結果から言うと日本チーム全員ゴールでした!
昨日とあまり変わらないか若干良い条件ということで108kmのタスクが組まれ、序盤からかなり良い条件に好転しmax3300m前後の素晴らしいレースコンディションになりました。
途中ヘッドウインドレグもは入りましたが風は弱く多くの選手がゴール(60人以上)しました。成績はまだ出ていませんが、ホテルに早く帰ってこれたので取り急ぎ連絡しました。今は夕方の5時45分です。
Subject: world championship 04
Date: Wed, 20 Aug 2003 10:25:10 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド
3日目終了しました
前日に比べ風が強めということもありタスク設定に苦労しましたが125kmのジグザグタスク・ブラジリアゴールが行われました。
最初のターンポイントを取ったあとのヘッドウインドレグで苦労する選手が多いかと思いましたが、そこは世界選手権!強いサーマルでしっかり駒を進め終わってみればまたも大量ゴールでした。
日本チームでは鈴木がトップグループで先行し、安東、大門と続く展開。最終的に安東、大門がゴールしました。
世界選手権3本が終わり800,900点をこのフィールドで取る難しさを痛感しています。得点を上げるためにスピードアップしてゴール出来なかったり
時間がかえってかかってしまっている有力選手も多数いて、そのバランスを日本チームみんなで探っているという感じです。

郷田
From: Toru Goda ATM
To: ハングエイド
Sent: Thursday, August 21, 2003 9:56 AM
Subject: world championship 04-2

4日目終了しました。
更に風は強くなりテイクオフで10m以上でしたが難易度の高い106kmのタスクが組まれ30人以上ゴールしました。
スタートゲートが風上側に設定されレース前半戦はヘッドウインドの展開で苦労する選手が多く、安東大沼は台地に上がってすぐ降りてしまいました。
鈴木が先行する中ついに板垣選手も調子が出てきたようで大門とともに追い上げます。平林も続き今日は4人ゴールかとも思われましたが最終的には大門、板垣の2名のみゴール。上位陣でゴールを逃す選手も多数いる中健闘しました。

板垣選手の調子が出てきたのであとは大沼選手の「大爆発」を待ちチーム全体で得点を上げて行きたい所です。
それにしても毎日飛べます、そして回収、集計もスムーズで規則正しく生活できるのでちょっと単調すぎるくらいですが、世界選手権を行うにふさわしいエリアで競技が出来ることが幸せです。

ハングエイドの「JapanTeam」デザインこちらで大変好評です。今日は強風のためテイクオフなどで写真を取れませんでした。

成績、写真に関してはこちらをご覧ください。
www.brasilia2003.com

郷田
Subject: world championship 05
Date: Sat, 23 Aug 2003 06:41:39 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド
写真の調子が悪いようです。
すみません
郷田

From: Toru Goda ATM
To:
Sent: Friday, August 22, 2003 9:48 PM
Subject: Re: world championship 05

5日目終了しました。
昨日同様風は強めでしたが3時過ぎには弱くなるという予報を受け今回最長の155kmのタスクが組まれました。
前半は60kmのリッジを使ったレースに後半は台地に乗ったフラットでのレースという組み合わせです。ただ今日はブルーで台地に乗った後以下にいいグループで動けるかということが鍵でした。
他の選手と違うコース取りで単独2つ目のターンポイントをかなり早く取りにきたのが大沼選手、結局1人では難しくトップ集団に吸収されましたが調子は良くなっています。そのトップ集団に大門、やや遅れて鈴木、板垣、その後方に安東、平林と続きましたが、風の強いブルーサーマルの中いいグループで動けた大門、そのやや後ろにいた鈴木が確実にサーマルを拾いゴールしました。大門はゴールラインを12番目で切り得点も900点以上付き個人成績も20番台に浮上!国別もスペイン、スイスを抜き10位に戻りました。今日のゴールで大門が得たものをチームにフィードバックしTASK6に臨みたいと思います。

郷田
Subject: world championship 06
Date: Sat, 23 Aug 2003 09:29:49 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド

6日目終了しました。
昨日より風も弱く、ブルーサーマルといわれながらも良さそうな積雲が出来、今大会で一番の条件になりそうな中137kmのタスクが組まれました。風上側に20kmほど行ったところからスタートし、クロスウインドで60kmヘッドで20km最後ブラジリアゴールです。
日本チームは今日は板垣が先行しトップグループそのあとに鈴木、大沼平林が続き、大門は2回目のスタートを選択し後方から。
安東痛恨のハーネストラブルにより途中でランディング。
コース上最大3300mまで上がる条件になり、最後40km前後をセンタリングする事無くクラウドストリートを使った選手が最速2時間27分でゴール。
鈴木も2時間40分と健闘、板垣、大門もまずまずのタイムでフィニッシュ。大沼、平林と続き今日は5名ゴール。
明日も頑張ります。!!
Subject: world championship 07
Date: Sun, 24 Aug 2003 19:43:32 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド
7日目終了しました。
昨日より更に好条件の中TO−24−61−45−24−ブラジリアゴールという大きなトライアングルを含む193kmのタスクが行われました。
ほとんどの選手が13:00の最初のスタートゲートでスタート。
今日も大門、鈴木が先頭グループに入りチームを引っぱって行く展開。61−45−24の120kmがヘッド、クロスヘッドになりましたが風の強さは予想されたとおり弱くなり、トップグループは20機ほどで力強く進みます。
その後ろ第2集団に大門、やや遅れて鈴木。最後の24番をとった後の40kmはまったくのハイウエイ状態でトップのマンフレッドが3時間26分でフィニッシュ1000点、そのあと3時間38分でゴールした大門選手まで20名以上が約10分の間にゴールになだれ込みました。鈴木はやや遅れて4時間18分でゴール。大沼、板垣はヘッドウインドの45番を取ったあと24に向かう途中でランディング。タンブルしてパラシュートを開いた選手を助けるために降りた平林はアベレージ得点が与えられました。
さて世界選手権も7ラウンドが終了しましたが、やはりここぞというところで1000点をとることの出来るマンフレッド・ルーマーの力が健在で帝王であることは間違いないようです。
レイジンガー、ベッチーニョ、アントワン、ネネ、ギド他若手を含め30人以上が束になってマンフレッドにかかっている状況ですが、差を詰めたかと思うと1000点で突き放され又差を詰めるという展開になっています。
大門選手が総合で23位まで順位を上げそのグループに入っているのはとても素晴らしいことです。国別では現在10位ですが、何とかスエーデンを追い抜き9位に浮上したいところです。

タスクについては長くしてもゴールする選手が多すぎるので、更に長くすると噂されています。
昨日サンパウロ在住の小原さんが色々差し入れを持ってきてくれ今朝はおにぎりを食べて出発です。
Subject: world championship 08
Date: Mon, 25 Aug 2003 22:01:34 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド

本日ははるか南にある前線の影響でいつもよりかなり湿度、気温とも高くタスク設定をしたもののブラジリア方面は11時時点でかなり暗くなってしまいました。その後再度ショートタスクを設定したもののやはりコース上で雨が見受けられる場所もあり最終的にキャンセルになりました。
キャンセル後は沢山集まった地元ギャラリーへのサービスも含めフリーフライトでパイロットがデモンストレーションを繰り広げ楽しい一日でした。
その後、サンパウロから応援に来てくれいていた小原、藤代さんたちがバーベキュー&鍋の用意をしてくれて、こちらのお肉と野菜、麺類などをたっぷりといただくことが出来ました。美味しかったです本当に感謝です。
満腹になったあと数人でオーストラリアのクレイグの結婚パーティーに呼ばれていたので参加、明日はレストデーなのでとてもリラックス出来ました。

郷田

ローパスを繰り返すジョニー

地元最大のテレビ局の取材を受ける安東、板垣
Subject: world championship 09
Date:
Thu, 28 Aug 2003 04:11:39 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド

TASK8終了しました。上空の風が3000mで南西といつもと逆の風向だったためブラジリアゴールは無理と判断し、テイクオフ後後ろに20km、そこから31km先の57番を経て北の端の16番ゴールへの107kmのタスクで競技が行われました。13時50分から20分おきに3回スタートでしたが最初のスタートを選択した選手が多く、2回目のスタートを取った選手が後ろから追いかけ逆転を狙うという展開になりました。条件は雲低が2900m後ろからスタートした選手は発達した雨を降らせている雲を気にしながらいかなければならず、ちょっと不利だったようです。
独走態勢に入りつつあるマンフレッドに追いつき追い越すために、かなりの選手が無理をして前へ前へと進み、上位陣の中でも今日はショートしてしまった選手が多発しました。回収車がゴールへ向かう最中残り20km地点で先頭のベッチーニョ、ペドロ・マトスの2機がすでに高度をなくし無念のランディング。そのあとのグループはスピードダウンしながら高度をしっかり稼いでゴール方向に向かう。
残り30kmは弱いながらもヘッドウインドである。町の手前の大きなパドックで待っているとファイナルグライドに入った機体が数機見える。一段の前に1機いる。
マンフレッドかなと思っていたらやはりマンフレッドであった。15時45分にゴールを切ったマンフレッドのあとグガ、リシャード・ワルベック、レイジンガー、ゲロルフと続き10分間の間に25機以上がゴールラインを切った。
ほとんどの選手が100km以上のスピードでしかも10m以下でゴールを切ってくる。その中の特に気合の入った一団に板垣選手が!そして続いて大門選手も!一方でゴールラインまでわずかにショートする選手も続出。その後慎重に来た平林、鈴木、が、そして大沼選手がゴールラインを切った。安東はゴールまで17km地点でオーバーキャストの中独自のコースで最後のリフトを探すがランディング。
板垣、大門の800点以上の点が効いて団体戦で上位にいるスエーデンにあと30点と肉薄。下のスペインには大きな点差をつけることが出来た。
個人では大門選手が更に一つ順位を上げ10番代に手が届くところに、トップのマンフレッドは下との差を広げしっかり逃げ切りそうな体勢に入った。

8月27日
昨日の予報で今日は雨だろうといっていたのだが、起きてみると晴れている。
朝のチームリーダーブリーフィングでも一応TOへ行くことになり出かけましたが結果的に競技を行うに足りる条件にはならず、又サンダーストームの可能性もあるとのことでキャンセルになりました。いよいよ残り2日。
テイクオフ、チームリーダーミーティングなどそこかしこで日本の選手に対する評価が高くなっているのを感じます。昨日のレースにおいて世界のトップ集団の中引けをとらないスピードを見せた板垣、大門を中心に悔いの残らないフライトをしたいと思います。
Subject: world championship 10
Date: Fri, 29 Aug 2003 06:37:07 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド
郷田です
早く戻ってきたので簡単に報告します。
昨日以来若干の天候の好転はあるものの、とても渋い条件で予想される雲低高度が1800mと低くタスクコミッティーその他かなりもめましたが、フォルモッサのエアポートまでの71kmのショートタスクが行われました。どの選手もいたるところで高度を上げるのに苦しみ結局今大会初めてゴールは一人もでませんでした。
厳しい条件の中日本チームは健闘し、45kmほど行った大門選手がおそらく10位以内鈴木選手もその手前まで、国別で競い合っているスエーデンをもしかしたら抜いたかもしれませんが最終的な結果がでてみないとわかりません。明日は今日よりも若干ではあるが良くなるということなので有終の美を飾るべくみんなで頑張ります。
Subject: photo
Date: Fri, 29 Aug 2003 10:39:34 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド
郷田です
なかなかいい写真がなくてすみません。結局私のとったものも加え、こちらで良い写真を取っているスカイラインのオリバーとキャロルからCDに焼いてもらうつもりです。やはり100万以上するNIKONのデジカメはかないません、すごいです。
(中略 )
エモジイとか(笑)。松田さんは写っていたはず??松田さんは影に日向にとてもよくしてくれています。
今日は大門、鈴木が渋い中健闘!国別の順位が上がって(9位)板垣の誕生日明日は私と松田さんの誕生日ということもあり盛り上がりました・一方でイギリスのロン・リチャードソンが電線が見えないまま引っかかってしまい入院と悲しいニュースもありました。意識不明のようですが、最悪の状況ではないということです。明日が最終日ですが、16位になった大門を先頭に有終の美を飾れるよう頑張ります。
Subject: world championship 11
Date: Sat, 30 Aug 2003 01:47:28 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド <hang-aid@jhf.skysports.or.jp>
郷田です
昨日よりも条件が悪く、結局今日はキャンセルになりました。
明日は競技を行った後にセレモニーという予定ですが明日の予報は更に悪いようで、事実上世界選手権は終了したと思います。国別では昨日の成績によりついにスエーデンを追い抜き9位になり念願の一ケタ台に復帰。世界の壁は厚いものの更に上を狙う上で今回はかなり手ごたえはありました。
個人でも大門選手が18位(16位という発表もありまだ未定)明日は無理そうなのですが、最後まで気を抜かずに更に上を狙いたいと思います。
Subject: world championship 12
Date: Sun, 31 Aug 2003 09:54:56 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド
郷田です
世界選手権競技全日程終了いたしました。最終結果はこちら
本日は最終日で天候が危ぶまれていたのですが若干の可能性にかけ選手は全員テイクオフに集合。ここ数日間私達を悩ましていた高層の雲が11時過ぎにはなくなりこのエリアの周りだけが晴天に恵まれるような状況になりました。
とはいえ最高の条件には程遠くブラジリアストレートゴール74.1kmが行われました。スタートは13時30分と50分の2回のみ。ほとんどの選手が最初のスタートを選択し、2500m前後の雲低を使い熾烈なレースが始まりました。
中でも鈴木選手が今日は絶好調で終始トップグループの先頭を行く展開、もしかして1000点と思いましたが、ベッチーニョが1時間28分で更に早くゴール。鈴木選手は本日2位の好成績で続いて1時間31分でゴールラインを切りました。
結局日本チームは全員ゴール、残念ながら大門選手が21位に順位を落としてしまいましたが、国別でもスエーデンに大きく差をつけ念願の9位を確定。優勝争いは余裕のゴールでマンフレッドの貫録勝ち、2位レイジンガー3位アントワン、4位ネネ、5位本日トップのベッチーニョ、6位ギドとなりました。
又詳しくレポートいたしますが、日本チーム全選手が長い期間中事故や、怪我もなく国別で前回の順位を大きく上回る成績を収めることが出来たこと、世界のトップレベルに伍して争える自信がついたことなど、今回はとても大きな収穫だったと思います。

JHF、今回スポンサーになってくっれた皆さん、ハングエイドのスタッフ、こちらで地上クルーとして活躍してくれた皆さん、そしてインターネットなどを通じ日本からも多大な応援をしていただいた皆さんに心より感謝いたします。
帰国したらこの大会での経験を生かして、日本のレベルを更に世界に近づけるために頑張りたいと思います。

これから閉会式ですが、なんと夜の11時からそして実際に始まるのが12時過ぎというブラジル時間ですが楽しんで来たいと思っています。

それでは
Subject: クロージングセレモニー
Date: Mon, 1 Sep 2003 18:56:21 +0900
From: "Toru Goda ATM"
To: ハングエイド
セレモニーは世界選手権としては少しお粗末?
湖の近くの大きなディスコで11時からということでしたが中には入れるまでに1時間、始まったのが夜中の1時過ぎ。うるさいのと一般のお客さんが600人以上とにかく沢山いて騒ぎの中何をやっているんだかまったくわかりませんという状態でした。
まあ日本的な感覚の「仕切り」というものは存在しないようで(笑)というより出来ないみたいで、まったく混沌としたカオスでした。元気のある人たちは朝の6時まで、マンフレッドの優勝を祝ってというよりも恐ろしい数の人の波の中で騒いでいたようです。

写真もう少し送ります。
ここのところパソコン(回線)の調子が悪くただでさえ通信速度が遅いところに持ってきて、下手をすると5分くらいで切れてしまうのであまり大きいファイルが遅れません。もっとも明後日には帰りますので帰り次第ゆっくりやります。
郷田

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