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2005年度 JHF役員立候補者
  神奈川県ハング・パラグライディング連盟推薦
   

松永 文也 
 私は手続き上の問題により立候補を断念した前期以前に、2期連続、計4年間に渡ってJHF理事を務めさせていただきました。その間、フライヤー会員制度のJAAからの移管、事務局の移転、訴訟対応などさまざまな出来事に出会いながら、自ら学ばせていただくとともに微力ながらJHFの維持運営に協力させていただいたと自負しております。しかしながら、過去2年間はカイト事業の責任者としての立場上、JHFの運営はもちろんのこと、パラグライダー関係の生業からも距離を置き、業界および連盟を一歩距離を置いた立場で概観させていただきました。そうして今日、再び業界および連盟に近しい人間として、ハングパラグライダーの現状を見るとき、JHFを取り巻く環境は、6年前フライヤー会員制度の移管に基礎を置く予算面 での充実、事務局能力の拡充、危機意識を共有した優秀な人材の結集、などの諸要素から私が楽観していた明るい将来像とはずいぶんと異なった様相を呈しているといわざるをえません。
  もちろん、過去2年間にわたる運営結果の中には前向きに捉えるべき進歩も数多く含まれてはいますし、かつて明るい将来像を描きながら、それを実現するための基礎を築き得なかったことは己の力量 不足と自覚もしています。
  しかし一方で、依然として事故は多発し、ハングパラグライディングを取り巻く環境は更に厳しく、正会員のあり方や役割が改善されている兆しは見えません。もちろん、このような状況を一朝一夕に収拾できるなどと、おこがましいことを言うつもりはありませんが、このような状況において、自分は幾分JHFの運営のお役に立てる立場にいるのではないかと考え、今回JHF理事への立候補を決断しました。どうかよろしくお願いします。
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