大会レポート | ||
3月26日(土)競技12日目 TASK10 ファイナルタスク | ||
期待通りメテオは外してくれました。 雲底は低く、積雲が朝から発達していて大気の状態は不安定ではありますが、雨は降っていません。 史上最多タスク記録更新です。 しかしながらコンディションはとても良いとは言えず、最終日でなければキャンセルになるところでしょう。 真のチャンピオンを決定するファイナルタスクがキャンセルでは、誰も納得がいきません。 タスクをしたい気持ちは皆一緒ですが、時折テイクオフは雲中に入り、なかなかゲートを開けることができません。 オープン時間やタスクも2転3転しながら、ようやく決まりました。 イビツルナから北東25kmのパイロン、イビツルナテイクオフ、メインランディングゴールのアウトアンドリターンタスク。 タスク距離は54.6kmのレース。 前線通過後なので、風向きは南風。 南面からテイクオフし、15km先のスタートゲートを目指します。 2時近くのスタート時間を迎えるころ、イビツルナ北西は嫌な感じの雲が発達し始めています。 地表面では南西風が強めに入り始め、オーガナイザーもエマージェンシー周波数でセーフティコミッティのパイロットを呼んでいます。 折り返し地点を川地選手がトップで折り返すころには、パイロン付近にも南西風が入り始め、高層雲が日照を遮りはじめました。 結局折り返しパイロンからグライドで数キロのばすのがやっとで、ゴールメイクなし。 せっかくメインランディングにはイースターとあって町中の人が集まっていましたが、仕方がありません。 日本チームでは平木選手の表彰台への期待がありましたが、残念ながら女子5位。 大逆転には一歩及びませんでした。 |
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テイクオフは時折雲の中に。 |
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雲の合間を縫ってゲートオープン。 |
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ゴールには大勢の観客が集まる。 |
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