1993年 (平成 5年) PW委員会の名簿を初記載

 1994年 (平成 6年) 補助動力練習生技能証規定の総会承認

 1995年 (平成 7年) 補助動力機の耐空性基準について [JHF 社団化]

 1996年 (平成 8年) 特集:JHSCの発足(JHTC解消)

 1997年 (平成 9年) 特集:技能証 No.1パイロットに聞く 他。

 1998年 (平成10年) 特集:初心に返ってテイクオフ 他。

 1999年 (平成11年) 特集:事故を考える「MPGを安全に」 他。

 2000年 (平成12年) 98年・99年MPG日本選手権者/萩原光

 2001年 (平成13年) 日本選手権/委員会の動き等

 2002年 (平成14年) AFF補助動力PG大会報告  他。

 2003年 (平成15年) フライトマナー緊急告知  他。

 2004年 (平成16年)

 
1993年(平成5年)
 
■■■■■■■■PW委員会とは_新補助動力委員会の旧名称です■■■■■■■■
6月号
 
■巻頭記事(XC証発行告知)
 6月29日JHF事務局で開かれたJHF理事会において、JHFパラグライダー
技能証規程改正案と、JHFXC技能証規程制定案が承認されました。また、2つの
案件は、同日発効、1994年1月1日実施が決定されました。これにより、永年、
多方面より嘱望された2つの案件は、いよいよ現実のものとして歩み始めます。
                    【MPG関連記事ではないので後記略】
【解説】
当時のJHFレポートは、平成6年の3・4月合併号でB5変形判に改定されるまで、
B5版軽印刷で発行されていた。
記事のほとんど全ては、JHFとは別組織であるはずの現安全性委員会(JHSC)
の前身日本ハンググライダー技術委員会(JHTC)の議事録と報告だけだった。
JHFの活動・報告記事については、「REPORT+プラス」という同B5版の、
表裏コピーが添付されていた。この記事もそちらの別紙版に掲載されている。
 
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7月号
 
■平成5年度 第5回日本ハンググライダー技術委員会議事録
 日 時:1993年5月20日(木)13:30〜17:00
 場 所:航空会館6階 第1研修室
2.報告事項
 渡邊敏久委員(JHF理事長)から、補助動力技能証規程の改定が検討されている
こと、および改定の主旨について報告があった。
【解説】
掲載記事の「補助動力技能証規程の改定」は練習生技能証の設置案である。
当時、JHFにも補助動力委員会の前身PW委員会があったが、本件については何も
協議されていない。
 
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8月号
 
■平成5年度 第6回日本ハンググライダー技術委員会議事録
 日 時:1993年6月17日(木)13:30〜17:00
 場 所:航空会館6階 第1研修室
1.型式登録の審査
 下記の登録申請について審査が行われた。
[補助動力バラグライダー]
PP−006大沢式SH−3型(合格:適合翼=ザクトゼファー23.26.29)
 
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9月号 関連記事なし
 
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10月号
 
■日本ハンググライディング連盟委員会名簿
[PW委員会]
 担当理事:渡邊 敏久
 委員長:中山 孝信
 委 員:五十嵐 亮弥・山岸 和秀・山崎 勇光
【解説】
PW委員会はあったが、記録による委員会の活動はかなり少なかった。
当時は、渡邊敏久理事長とJHTC小宮國男氏の活動がすべてだった。
 
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11月・12月号
 
■平成5年度 第10回日本ハンググライダー技術委員会議事録
 日 時:1993年10月21日(木)13:30〜17:00
 場 所:航空会館6階 第1研修室
1.型式登録の審査
 下記の登録申請について審査が行われた。
[補助動力バラグライダー]
第一興商式 DK BEAT型(承認:P/LA−1.組合せ可能翼の追加)
 
■平成5年度 第11回日本ハンググライダー技術委員会議事録
 日 時:1993年18月16日(木)13:30〜17:00
 場 所:航空会館6階 第1特別会議室
1.型式登録の審査
 下記の登録申請について審査が行われた。
[補助動力バラグライダー]
PP−007 スカイメディア式 U−3型(合格)
PP−008 スカイメディア式 U−4型(合格)
PP−009 スカイメディア式 PU−1型(合格)
PP−0010 スカイメディア式 PU−2型(合格)
PP−0011 大沢式 SHM−4型(合格)
 
■ACCIDENT REPORT
[No.26]<P.P/G>
発生日時:1993年6月6日(日)14:00頃
発生場所:神奈川県
気象状況:天候=晴れ、風向=NE、風速=5m/s
事故者:62歳。男性。PG−I証。飛行歴=12年2ヶ月。
事故内容:パイロットの身体が数回転して吊索が撚れ、操縦不能となって墜落。
     樹木の枝で顔面を裂傷。5針縫合。軽傷。
経  過:高度25mで左旋回しようとブレークコードを引いたが、機体は反応しな
     かった。このため、推力線を変えて旋回に入れようと身体を左に傾けたと
     ころ、パイロット自身が旋転を始め、吊索が撚れ操縦不能となった。
[No.27]<P.P/G>
発生日時:1993年10月11日(月)14:00頃
発生場所:神奈川県
気象状況:天候=晴れ、風向=NE、風速=4.5m/s
事故者:54歳。男性。PG−I証。飛行歴=4年。
事故内容:パイロットの身体が数旋転して吊索が撚れ、操縦不能となって墜落。
     腰椎骨折2ヶ所、脊髄損傷。重傷。全治20ヶ月。
経  過:プロペラトルクの影響下で左旋回しようと、エンジン出力の増減を小刻み
     にくりかえしたため、振子現象を起こした後パイロットの体が右旋回を初
     め、吊索が撚れ操縦不能となった。
 
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