●平成15年度JHF・MPG教員研修会
                   補助動力委員会担当常任理事/関谷 暢人
                       補助動力委員会委員長/山崎 勇
 
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 JHF技能証規定に則し「MPG教員技能証講習検定会」を下記の内容で実施いた
します。本年度の検定会は暫定規定を運用し「MPG教員研修会」として、別紙でご
案内する「JHF・MPG&MHGフェスティバル2003 in TASHIRO」
の中で実施されます。
 全国で活躍される「飛行経歴・指導実績の豊富な」クラブリーダーの受講を歓迎し
ます。参加希望者の既存技能証の有無については、その経歴・実績を参考に補助動力
委員会が判断させていただきます。研修会終了後「教員研修会修了証」を発行します。
これはJHF技能証規定の「MPG教員技能証検定」に相当します。研修会受講には
JHFフライヤー会員登録を必要とします。登録は研修会前日までに済ませていただ
きます。
 この機会を通じ、数多くの優秀な指導者とJHF補助動力委員会の価値観を共有し、
将来に亘り社会に受け入れられるMPGフライトを目指し、諸問題の対処等緊密な連
携をとって歩んでまいりたいと存じます。是非ご参加くださるよう重ねてお願いいた
します。
 
期  日:平成15年10月13(月)9:00~15:00
会  場:秋田県北秋田郡田代町・米代川河川敷エリア
参加費用:同時開催のMPG&MHGフェスティバル参加費に充当します。
     別紙開催要項をご覧ください。
 
■MPG教員研修会受講資格
 下記のA)B)C)の条件を満たす者。
A)JHFモーターパラグライディングパイロット技能証を取得して3年以上の飛行
  実績を有する者。またはPG補助動力技能証を取得して3年以上の飛行実績を有
  する者。
  ※3年以上の飛行実績は、旧名称補助動力ノービスパイロット証の取得から計算
   されます。
B)飛行時間90時間以上を有する者。
C)今回は「フライトコンテスト」または「クロスカントリーツアー」どちらかのフ
  ライト参加が条件になります。(実技検研修を兼ねます)
※ フライト2日目からの参加でも構いませんが、初日夜のウェルカムパーティーは
  参加費用に含まれていますので、是非ご参加くださるようお願いします。
 
■研修会に用意するもの
1)筆記用具 ※コンパス・三角定規は使用しません。教材は補助動力委員会が用意
  します。
2)JHFフライヤー会員登録 ※受講当日有効であること。
 
■暫定規定
 本年度および平成16年度については以下の暫定規定を運用します。
※平成17年度以降の実施内容は、更新講習検定を含め現在検討中です。
1)室内講習を受講することで、学科検定を省略します。
2)フライトイベントへ参加することで、実技検定を代用します。
3)30日以上のモーターパラグライディング教育実務経験についてログの提出を免
  除します。
4)飛行時間90時間の飛行実績についてログの提出を免除します。
 
【MPG教員研修会開催の主旨】
 広報が不十分だったため、重ねて研修会開催に至る経緯・主旨をご説明いたします。
 補助動力委員会は、全国に優秀な指導実績を持った(しかし指導員資格を持たない)
モーターパラのクラブリーダーが、相当数いることを把握しております。
 これまでは「山飛びPG教員資格」がなければ、JHF補助動力技能証を検定発行
できませんでしたが、そのJHF教員技能証規程の敷居があまりにも高く、普及振興
活動を著しく妨げてきたことは事実です。
 本年初頭、PGとMPGの技能証を分離独立することができたため、やっと全国の
モーターパラ有力指導者を「招致ができる体制が整った」と申せます。
 MPG技能証規程新設にあたり、補助動力委員会は「教員」というよりも、むしろ
「指導員」という観点から「MPG教員検定規則には独自性を盛り込んで頂きたい」
と申し入れたのですが、JHF技能証規程の整合性を保つ立場上、制度委員会からは
認めて頂けず、PG教員・HG教員と同等の資格となってしまいました。
 従って本来、MPG教員技能証規程では、同技能証の学科検定試験および実技検定
試験は、JHF教習検定委員会が開催すると明記されています。しかし今回、教習検
定委員会・補助動力委員会双方の委員長の合意により、補助動力委員会が初の検定会
を「研修会」という形で実施する運びになりました。
 この検定方式は永年続けるものではありません。補助動力委員会が引き続き正式な
検定会を実施していくためには、再度教習検定委員会と打ち合わせをするか、または、
「MPG教員技能証規程」そのものをの改訂しなければなりません。来年度は常設委
員改選の年にあたり、次年度の開催予定は白紙です。
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