7.水上上空飛行の心得に関する10 問
正 解 (1)
離陸上昇のように低高度での飛行の場合、エンジントラブル等の恐れがあるので水上へ出ることは極力避ける。水面のクッションは地面より柔らかいかも知れないが、着水自体が大変危険な行為である。
問題1
離陸上昇中に関して、次の中から正しいものを選びなさい。
安定しているので水上に出ても良い。
万一トラブルがおきたとしても水面への着陸は衝撃がなく安全なので、水
上の方が望ましい。
安全高度に達するまでは、水上には出ない。
正 解 (2)
水上上空の低高度飛行の場合、エンジントラブルや燃料切れが起きると、着水の危険性が高くなるので行なってはならない。
問題2
水上上空飛行に関して、次の中から正しいものを選びなさい。
動力付きなので、抵高度・高高度とも問題はない。
低高度なら問題はない。
抵高度では行なわない。
正 解 (3)
安全高度とは、無動力で安全に陸上に着陸でさる高度である。補助動力を常時飛行動力と考えてはならない。
問題3
水上での安全高度に関して次の中から正しいものを選びなさい。
動力による飛行で、低高度での飛行を行うことである。
無動力での滑空で、安全に陸地に着陸できる高度のことである。
水面に触れないで飛行できる高度のことである。
正 解 (4)
水面への着水は非常に危険なので、エンジンが停止しても安全に陸上着陸ができる高度を確保して飛行する事。また、サーマルの発生を常時期待することはできない。
問題4
水上上空での飛行に関して次の中から正しいものを選びなさい。
万一のエンジン停止を考えて、安全に陸上に着陸できる高度、およぴ距離
を確保する。
水面への着水は衝撃がなく安全に着水できるので、エンジンが停止してし
まった時のことは考えなくても良い。
サーマルがいつも発生しているので、エンジン停止時でも十分に陸上に着
陸できる。
正 解 (5)
水際に設定すると着水の危険があるので、着水の恐れがない場所にする。
問題5
着陸地点の設定について次の中から正しいものを選びなさい。
自信があれば水際でも良い。
水際には設定しない。
どこでも構わない。
正 解 (6)
水上上空は当然の事ながら水辺周辺でも万−に備え着用しなければらない。
問題6
ライフジャケット(浮力体)の着用に関して、次の中から正しいものを選
びなさい。
河川・湖・沼・海辺での飛行では、必ず着用すべきである。
河川・湖・沼・海辺での飛行では、水上に出なければ必要ない。
動力付きなので、水上上空を飛行する時も必要ない。
正 解 (7)
ライフジャケットの着用は、技能証も航空法規も関係なく、自分と家族に対する義務と考えること。
問題7
補助動力付パラグライダーでのフライトで、次の中から正しいものを選び
なさい。
補助動力付パラグライダーは飛行機ではないので、航空法は関係なくどこ
でも自由にフライトができる。
補助動力付パラグライダーでの高度獲得には、サーマルソアリングやリッ
ジソアリングは行なわず、常にオンパワーでのフライトを心掛ける。
海岸や広い河川、湖水近辺でのフライトは着水の危険が伴うため、必ずラ
イフジャケットの装備が必要である。
正 解 (8)
クロスカントリー飛行で、そのコース上に湖・川・沼があり、その上空を通過する場合はライフジャケットを準備するように心掛ける。
問題8
クロスカントリーフライトに関して、次の中から正しいものを選びなさい。
補助動力付パラグライダーは禁止されている。
水上、またはその付近を飛行する可能性のある場合は、ライフジャケット
を着用するのが望ましい。
水上、またはその付近を飛行する可能性のある場合でも、ライフジャケッ
トを着用する必要はない。
正 解 (9)
着水した場合、補助動力ユニットはラインに絡みやすいためラインカッターは携帯する事が望ましい。
問題9
水上上空で飛行する時のラインカッターの携帯に関して、次の中から正し
いものを選びなさい。
携帯の必要はない。
着水した時におもりとなるので、携帯しない方が良い。
着水後に脱出する時に役に立つので、携帯するのが望ましい。
正 解 (10)
飛行技術修得のための飛行練習においては、極力危険要素を取り除くことが大切であり、着水の可能性がある水上上空飛行は行ってはならない。
問題10
練習フライトでの水上上空の飛行に関して、次の中から正しいものを選び
なさい。
行なっても良い。
行なわない。
高度が十分に取れるのであれば、行なっても良い。