1. 概要
各公認大会の競技規定は、FAI Sporting Cord のGeneral Section 及びSection 7 を前提とし設定されている。主催者はその双方を良く理解した上で大会を運営すること。
公認大会ルール、大会公認申請用紙、主催者への注意事項はハンググライディング競技委員会ホームページ上で適時更新されるので、主催者は確認し常に新しい情報を収集すること。(競技委員会からの公式発表は全てホームページより行われる。)
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2. 公認申請の方法
大会の公認を希望する主催者はJHF所定の大会公認申請用紙に必要事項を記入し必要書類(大会要綱、競技規則、エリア地図、パイロン距離表、公認費送金振替用紙コピー、エントリー用紙)を大会開始2ヶ月前(ハンググライディングシリーズ2ヶ月前、日本選手権3ヶ月前)までにJHF事務局へ提出すること。
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3. 施設に関する規則
1.テイクオフエリアは参加者全員が安全にセットアップ出来る程度に充分広いこと。
2.テイクオフエリアは特別なテクニックを必要とせずテイクオフ出来る様に整備されていること。
3.ランディングエリアは最小でも直径 50m の円が描ける広さがあり、ほぼ平面であること。
4.ランディングエリアは参加選手の技量に応じたサイズのものとする。
5.ランディングエリアには危険となるような穴、切り株、立木などの障害物がないこと。
6.フライトコース内に安全に降ろせる緊急ランディング場が確保されていること。
7.テイクオフ及びランディングエリアには最低 1 本以上の吹き流し (風見) を設置すること。
8.テイクオフエリアに風速計等を設置すること。
9.フライト場所の使用許可を得ていること。
10.フライトコース内の諸行政 (役所、警察、消防署、電力会社等) に対して、当該大会の告知をしておくこと。
11.緊急医療施設が近くにあること。
12.救助や応急処置に必要な備品(担架・ロープ・はしご等)を備えること。
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4. 開催に関する規則
・救急チャートを公式掲示板、およびテイクオフに掲示すること。
・日赤救急員資格を持つ大会スタッフを配置すること。
・テイクオフ、ランディング場には、レスキュー用品、応急処置に必要な装備を備えること。
・大会期間は連続した日とする
・ローカルルールは、JHF 競技委員会の承認を得る必要がある。ローカルルールは参加選手に事前に広報される。
・募集人員の定員を超えた応募の際には最低10%の女性パイロットを選考する。
・予備日を設定する場合には、その旨と予備日使用のためのルールを開催要項に明記すること。
・大会の結果は、JHF 所定の大会報告書に、大会において提出された正式抗議と、それに対する処置を付記して、大会終了後2 週間以内にJHF に提出する。
・GPS を使ったレースを予定している主催者は、事前に情報を集め十分な経験を積んでおくこと。
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5. 競技に関する規則
・航空法を遵守した大会運営を行うこと。
・競技タスクは参加選手の技能に応じたものとする。
・競技規則は大会開始後は安全上の理由以外で変更してはならない。ただしJHF・HG競技委員長が特に認めた場合はその限りではない。しかし変更した規則を遡って適用することは出来ない。
・公式掲示板、タスクボードに気象情報を掲示すること。
・タスクブリーフィングはテイクオフで参加選手全員に対して行うこと。パイロン競技を行う場合には、地図、パイロン写真、タスクボードを用いて行うこと。
・飛行中は電波法に基づき、無線機を使用すること。着陸後は各自の携帯電話を使用することを薦める。
航空レジャー無線を使用しての運営が望ましい。
・参加選手がフライトしたか、しないかにかかわらず毎日安全確認を行うこと。
・大会規則に違反した選手あるいは役員の指示に従わない選手にはペナルティーを与えることが出来る。
その度合いによってタスク失格または大会失格とする。
・重大な危険行為をした選手および不正を働いた選手はその時点で大会失格とする。
・結果の仮発表並びに公式発表は、可能な限り早く掲示する。
5.1 タスクボードへの記載事項
a) 一般: 日付、大会名、協力エリア
b) タスク内容: タスクの種類、タスクディスタンス、ミニマムディスタンス、ゲートオープン時刻、ゲートクローズ時刻、デパーチャーオープン時刻、デパーチャークローズ時刻、タスクフィニッシュ時刻、タスクレポート時刻
c) 安全に関する情報: 選手無線周波数、回収無線周波数、帰着申告用電話番号、大会本部の電話番号、指定空域でのサーマルの旋回方向
ハンググライディングシリーズ タスクボードサンプル
(4KB)
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6. 救助方法
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6.1 目的
参加選手と主催者、救助隊の連絡体制を確立し、発生したアクシデントに迅速に対応する。
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6.2 事故の通報後
・事故の通報が入った時点から、そのときの時刻連絡内容を記載する。
・大会役員は飛行中の選手と無線交信を行い、事故現場のGPS コーディネート、地形、海抜高度、グライダーの色、怪我人の名前、エントリーナンバー、怪我の状態を正確に把握する様つとめる。
・どのような救助が必要か見積もる(ヘリコプターが必要かどうか。その他の救助体制)
・事故の状態を確認できる選手との連絡を続ける。
・主催者のアシストを出来る選手には、事故現場の近くで安全に着陸できる場所があれば着陸してもらう要請を行う。
・主催者は、本部で全体を把握するものと現場へ救助に向かうものとに分かれて行動する。
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6.3 事故現場到着後
・状況を確認しながら本部との連絡を密にする。
・意識があるかどうか確かめる
・呼吸を確かめる
・動けるかどうか確かめる
・骨折しているか、開放骨折なのか確かめる
・出血があるかどうか、内出血か確かめる
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6.4 怪我人の保護と救助
・落石を避けるために怪我人には静かに近づくこと。できたら斜面のサイドから、もしくは下からアプローチをかける
・現場の安全を確保する。
・怪我人を保護する。
・むやみに彼を動かさないこと。
・寒がっていれば、温めてあげる。
・意識がもうろうとしていても、話し掛けること
・むやみに水分を与えないこと。
・救助が到着したら、ヘリコプターが近づける準備をする。(グライダーをたたむ)
・山中からの搬送しなければならないときには、その手段を講じる。(その場合にも指示を仰ぐこと)