機体と体をつなぐ重要アイテム

 ハンググライダーのハーネスはパイロットがハンググライダーの下にうつぶせの姿勢でぶらさがって飛ぶための布製の道具です。初心者用、中級者用、クロスカントリー/競技用などがあります。
 ハーネスの腰の部分にはメインラインと呼ばれる主索が固定されています。メインラインの先端にはカラビナが取り付けられています。さらにメインライン前後で、数本の細いロープがハーネスとカラビナをつなげています。一方、ハンググライダー(機体)のキールにはスイングラインというベルトが固定されています。
 このスイングラインにカラビナを掛けることで、ハーネスは機体から吊り下げられます。
 ハーネスには肩ベルト(ショルダーストラップ)と足ベルト(レッグストラップ)とが付いています。パイロットは足ベルトに脚を通し、肩ベルトに腕を通してハーネスを着用します。

ハンググライダーハーネス
Photo courtesy of WOODY VALLEY MODEL snc, Italy

 パラグライダーのハーネスは、着座姿勢のパイロットを支える基本的構造と、衝撃を吸収し和らげるプロテクターとでできています。プロテクターには主に、ウレタンムース素材をハーネスデザインに合わせて成形したムースタイプと、飛行することで空気を取り入れエアクッションになるエアバッグとがあり、両方を併用しているハーネスもあります。
 同程度のクラスのハーネスでも、メーカーやモデルによって、構造は少しずつ違います(各部の名称が異なることもあります)。スクールで実物に触れ、各部を確認しましょう。

タイプ

 ハーネスには、初心者の練習から使えるモデルもあれば、空気抵抗を減らすようデザインされた競技指向のもの、登山とパラグライディングを楽しむときに使われるコンパクトなものもあります。自分の体格に合ったサイズのものであるか、自分の体形にフィットするよう調整ができるか、レスキューパラシュート(緊急時に開くパラシュート)の収納位置はなど、実物をよく見て、試して、慎重に選ぶことが大切です。ハーネスを購入する際は、スタイリングの美しさや価格だけでなく、自分の安全を左右するものとしての観点から選択をしましょう。

パラグライダーハーネス_exense-s45パラグライダーハーネ_gto
Photo courtesy of WOODY VALLEY MODEL snc, Italy

調整

 パラグライダーを思いどおりにコントロールする、つまり楽しく安全なフライトのためには、ハーネスの調整が必要です。ハーネスを購入したら、インストラクターの助言を受け、まずシミュレーターを使って各ベルトの調整をしてから、実際に飛行して操縦しやすいか、体が痛くならないかなどを確認します。不具合を感じたら、またシミュレーターで微調整をしてから、フライトしましょう。

 

 

 

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